金魚屋古書店 (7) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884206

感想・レビュー・書評

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  • 実在の漫画を題材にした短編集漫画。第7巻。

    ◇トーベ・ヤンソン『ムーミン・コミックス』
    ◇青池保子『Z―ツェット―』
    ◇前川たけし『鉄拳チンミ』
    ◇桑田次郎『まぼろし探偵』

    “君に逢えて良かった。きっとどの本達も誰かにそんな風に言ってもらえるような、その日を待ちわびながら、ただじっと並んでいると思うんです。私たち書店員にできる事はその出逢いの手助けだけ、そんな気がします。”―本文より

    神田神保町は“神の街”であり“紙の街”…確かに。

    大林寺拳法の修行のおかげでいい男に成長したセドリ師オカドメ…うん。いい男だ。

  • 特に『第43話 そこにあるもの』、『第46話 カップル修行中』が素敵。

  • 自前

  • 「どの本も…きっと自分の居場所を探している」

    という言葉がいいねぇ。
    コレクターではなくて、本が大好きな人でありたいです。

  • 最後まで題名の出てこなかった真っ白な装丁であらわされたマンガが
    気になりました。
    自分ではすごくおもしろいと思うのに、他の人の評価は
    つまらないとか苦手だとか。
    そんな他人の評価に流されてしまうのって、わかるなぁ。
    あれは何のマンガだったのかな。
    後ろの解説には、この金魚屋古書店かもしれないって書いてあったけど。

    2009.11購入¥350  /  2009.11.9読了

  • 学生さんの話が、心打たれました。
    自分と他人を比べちゃうんですよね、社会人になっても。

    それにしても、古本屋に行きたくなる漫画だなぁ(笑)

  •  「金魚屋古書店」もこれで7巻。
     今日の書店巡りの収穫。
     漫画の古本を扱う「金魚屋古書店」のお話のあれこれ。
     取り上げられている本は僕にとって懐かしい本がたくさん出てくるのだ。
     今夜からの枕頭の書がまたひとつ増えたというわけ。
     詳細については読後に。

  • 懐かしのあの1回こっきりと思われたキャラ達がぞくぞく再登場、しかもいつもよりもドラマ重視で漫画蘊蓄が少なめ(シリーズ初、具体的な漫画名が登場しないエピソードまで!)、そしてラストエピソードではこれまで散りばめられた伏線・要素が大集結して一大コンクルード! こ、これは疑いもなく最終回の様相!
    と、思ったら意外と最終回じゃなかったので驚いた。なにがどうなってるんだ、いったい。

    個人的にはこのマンガには漫画蘊蓄とドラマの融合をこそ望んでいるので、マンガネタそのものがぐっと減ったエピソードはいささか肩すかしの印象。
    しかしこれらがラストエピソードに収束していく様はゾクゾクするし、あとあゆは可愛いよね。うん。
    このマンガの中での、どいつもこいつもマンガ好きのくせに美男美女ぞろい(1名除く)なのはいかにもありえないファンタジーだが、それが気にならないのはこの作品の「マンガで人が“ドラマチックに”救われる」という構造そのものがファンタジーであるし、読者もまた幻想を求めているからなのだろう。マンガがドラマチックな救済を与えるという幻想を、あるいは美男美女わんさかという幻想を。

著者プロフィール

漫画家。代表作に『金魚屋古書店』、『デカガール』(原作:長崎尚志)、『うさぎ探偵物語』(原作:長崎尚志)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(原作:リチャード・ウー)など。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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