ぼくらの (10) (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 886
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884350

作品紹介・あらすじ

▼第54話/町洋子(1)▼第55話/町洋子(2)▼第56話/町洋子(3)▼第57話/町洋子(4)▼第58話/町洋子(5)▼第59話/町洋子(6)

●主な登場人物/【和久隆】・【加古功】・【矢村大一】・【小高勝】・【吉川寛治】・【門司邦彦】・宇白順・【切江洋介】・【半井摩子】・【往住愛子】・町洋子・【本田千鶴】・【古茂田孝美】・【阿野万記】(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。カッコ内は既に死亡)、宇白可奈(宇白順の妹だが、血はつながっていない。兄を想い、戦っていった)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(ジアースでの戦闘のサポート役。違う地球の人間)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ)
●あらすじ/ぼくらの地球を守るために、残された戦いは2回。妹の、そして母の戦いを目の当たりにし、ウシロは迷うことなくパイロット契約を結んだ。また、違う地球の人間であるため、かつて契約者として認められなかったマチも再度儀式を敢行して…(第54話)。
●本巻の特徴/ついにふたりとなってしまったウシロとマチは、これまで戦い死んでいった仲間たちの、身の回りの人々を巡る旅へ。それは、贖罪の旅なのか…!? 悲しみのマチ編。
●その他の登場人物/田中美純(航空国防軍一尉。ジアースのパイロットになったが、カナの戦闘の際に戦死)、佐々見(国防省軍令局の立場から、ジアース関連の戦闘の対策などを立てている)、往住明(アンコの父。ニュースキャスター。カナに「ウシロの本当の母を捜してくれ」と頼まれる)

感想・レビュー・書評

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  • マチの正体が明かされ、同時にこのゲームの終末(勝利が確定した場合)のことが知らされる。

    ウシロとマチは、今までに死んだ仲間たちの家族のもとをめぐる旅に出る。
    彼らの生き様を、きちんと伝えるために。

    あっという間に何人も死んでいってしまったけれど、ここで一人ずつの姿を振り返ることができて本当に良かったと思う。
    とくに印象の悪かった子たちについても、きちんと汲んでくれていて、ただただ泣けた。
    死にゆく者だけでない、残された者にも壮絶な運命だ。
    ただただ、残された人たちが穏やかに暮らしていけることを祈る。


    9巻までに比べるとゆっくりと時間が経っていたように感じる10巻だったけれど、最後にやっぱり衝撃の展開が…。

  • 残ったのはマチとウシロ。二人は今まで戦ってきた仲間の家族に会いに行く。残された家族の思いを知る。そんな中マチはウシロに告白するが直後悲劇が起こる。コエムシの妹への思い。もうすぐ終わる。

  • カナちゃんはどこまでも献身的で健気すぎる。こんな小4いたら怖さを感じるレベル。 そしてウシロと田中さんの関係が明らかに。田中さんがここまでしてくれるのには軍人だから意外にも罪滅ぼしのような部分もあったんだね…。
    そしてマチとコエムシの関係も明らかになるけれどコエムシの話的に見た目変えられてる?から本来の姿が気になる。 マチ似なら美形だと思う

  •  良い巻だった。

  • ちきしょう

  • 逕コ豢句ュ舌?螂醍エ?@縲√◎縺ョ蠕後?∝ョ?區鬆?→驕コ譌丞キ。繧翫↓蜃コ繧九?

  • えぐいなぁ本当にえぐいなぁ。
    でも目はなせないなぁ。

  • 一気にここまで読んだけどもっとじっくり読むべきだったかな。好きだなぁこの話。毎巻、心をしめつけるようなエピソードがあり、読んでいて辛い(いい意味で)。
    最終巻気になりすぎる。

  • "ぼくらの"をまわる巻。
    ウシロの表情豊かになったなあ。

  • 2012.1
    マチとウシロで、仲間たちの家族を訪ねる旅。いい感じの展開かと思いきや、なんで撃つの??

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著者プロフィール

1966年、愛知県出身。名古屋工業大学在学中の87年に、『残暑』で小学館新人コミック大賞に入選。95年、アフタヌーン秋の四季賞に準入選。同作を第1話として『ヴァンデミエールの翼』を連載。その後、『なるたる』『ぼくらの』『のりりん』『なにかもちがってますか』など代表作多数。


「2021年 『ヨリシロトランク(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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