ナツノクモ 3 (IKKI COMICS)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 190
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091884831

感想・レビュー・書評

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  • 整理ついでに久々に発掘したので登録。

  • 3巻ではエンジン男の圧倒的すぎる強さが明らかになります。でも、それよりも婆ちゃんの生き様が格好良すぎて、泣いてしまいそうです。

  • 謎のクラッカー“カバキ”がPCを襲う。
    仮想空間と箱庭療法の関連や、「親から虐待を受けた子供の怨霊にして親殺しの化け物」という“カバキ”の設定や“蜘蛛”を連想させる容姿が印象的です。
    仮想現実に現れる、蜘蛛の糸のような人の絆。その一貫した描写に惹きこまれます。
    童話『オオカミ少年』に準えられる、ガウルやミカオおばあちゃんの、嘘も全てを包括して他人を信じる姿勢に心打たれるものがあります。

  • コミックIKKIで連載中のナツノクモの三巻です。正直、ストーリーは微妙。この人の本はデビュー作である空談師が大好きだったので買い続けてるんですが…… お話の内容はネットゲーム世界を舞台にした様々な人間模様という感じ。舞台自体は空談師とかわりません。けど、すごい違和感というか嘘っぽさがあるというか…… 空談師の頃は、それこそ現実世界をまったく無視してゲーム世界というものにはまりこむキャラクターがいる反面、そういうキャラクターたちを揶揄するような、いかにもゲーマーといった感じのキャラクターもいて、ゲーム世界という設定に説得力というかリアルさがあったんですが、今回の作品は、現実世界がどうこうという描写があるにもかかわらず、なーんか、どのキャラクターもゲーム世界でありながら、それをマジになりすぎというか。そういうキャラクターがいるのもわかるんですが、そればっかりというのは流石に嘘っぽい。現実という裏付けのない架空世界での茶番といった感じで、キャラクターたちがどこまでまじめに会話しているのかが、描写がないのでサッパリ判りません。これでラストに、登場キャラクターたちが全員グルになってそういう芝居をしてた、とかしたほうが全然説得力があるんですが、さすがにそれはないだろうし。うーん、でも化ける可能性もまだありそうなので、買い続けてみようかと。

  • 展開が遅々と…。

  • エンジン男本領発揮!仮想空間というネットワークの世界の中で絡み合う人間模様。たとえ仮初の人間関係だとしてもそこで学ぶことがあれば、成長することができればそれは現実世界とそれほど違いはないのかもしれない。ネトゲをやったことがある人ならば似たようなシチュエーションに出会ったことがあるかも?今回は姉さんの活躍があまりなくてちょっと残念。まー、エンジン男がかっこよかったので良し。

  • ようやく話が理解し始めてきました。そして泣きかけた。これからが楽しみっす。

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著者プロフィール

漫画家。1998年アフタヌーン四季賞にて、『やさしいこどものつくりかた』で四季大賞を受賞、同年『アフタヌーン』6月号に掲載されデビュー。著書に『百舌谷さん逆上する』(講談社)や『おやすみシェヘラザード』(小学館サービス)など。

「2022年 『描きたいものを理論でつかむ ポーズの定理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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