- Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091884947
作品紹介・あらすじ
▼第1話/入隊▼第2話/訓練開始[-3週]▼第3話/ネスト[-2週]▼第4話/移植[0週]▼第5話/拒絶反応[3週]▼第6話/座標空間[3週]▼第7話/犬の日[6週]▼第8話/出撃[8週]
●主な登場人物/マナ・オーガ(徴兵され特別転送隊に配属された新兵。故郷に家族と恋人を残してきた)
●あらすじ/歪な月に照らされる惑星・碧王星。漂流の末たどり着き土地を開拓してきたファースト(第一次移民)と、後からやってきて正規移民を名乗るセカンド(第二次移民)との間で激しい戦争が続いていた。ファーストの一国・ハストに暮らすマナ・オーガは、徴兵され特別転送隊に配属される。いまだその実態がつかめぬ“転送兵”として、過酷な軍隊生活が幕を開けた(第1話)。
●本巻の特徴/碧王星の統治権を巡り、戦争を続けるファーストとセカンド。卑劣な攻撃を繰り返すセカンドに対し、ファーストたちは大いなる森の主“ニーバス”の体組織を子宮に入れた女性の“転送兵”が活躍する。碧王星の至る所に瞬間移動が出来る“転送隊”に入隊したマナ・オーガの運命は…!? 圧倒的な画力で見るものを引き込む、白井弓子渾身のSFストーリー!!
●その他の登場人物/アルメア軍曹(特別転送隊の特技一等軍曹。現役の転送兵であり、新兵の指導教官も務める)、サウラ中佐(マナとアルメア軍曹が所属している第一特別転送隊の隊長)、ニコルズ軍医(転送隊員の検査や“転送器官”の移植などを担当する)
感想・レビュー・書評
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設定が綺麗なSFマンガ。
女性の権利や性差別を匂わせつつ架空の設定でうまく包んでいる物語構成の巧さが気持ちいい。
絵も筆の運びが好き。
映画を見ているようなテンポで読めるマンガ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SF漫画。どこかでオススメされていたんだけど、出典を忘れちゃいました。で、内容はそんなに好きなタイプじゃなく、ここからまだ続くんだけど、もう良いかなって感じ。
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日本SF大賞の候補作に上がっていたので読んでみた、のだけど、すごい作品を読んでしまった…!って感じ。
ハードSF。
子宮に宿した異星生物を使って「転移」する軍隊。戦況は悪化の一途。というお話。
物語もSF具合もハード。 -
設定、構成、描写、かなりのポテンシャルを感じる。期待
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妊婦が兵士になる世界。妊娠の経験ないとかけないんじゃない?という体調の変化と不安定な精神がうまくストーリーに反映。その戦いが、第一次と第二の入植者同士の戦いというから救われない。相手がテラフォのアレの方がまだよかった。
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とにかく設定が凄い。
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お腹に謎の生物を宿して戦う女性戦士の話ですけど、この世界観や設定はかなり独特で正直ピンとこなかったです、もしかして女性目線の方がしっくりくるのかもしれないですね・・・
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女性のみが配属される「特別転送隊」現地生物「ニーバス」の体組織を宿し妊娠している時にだけ飛ぶ力を持つことができる。
ニーバスとは何か、当人すらも知らされず腹に宿す…。
情報を制御され何も知らない一般市民から召集されたマナ・オーガ。彼女は故郷を守るため飛びたいと願う。
飛べば故郷を!でもふとした瞬間___この腹のなかで大きくなるのは何___って感じが…こ~わ~い~!しかし教官や同期、転送隊のみんな強い!かっこいい!まだ本当に何にもわかってないけど良いわ。続き買おう。