- Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091885029
感想・レビュー・書評
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重くて無機質な運命に巻き込まれた子供たちが、それをどう受け止めるのか。15人一人一人が主人公でよかった。宇白の回が1番エグいけど、好き。
中高生の時は色んなことについてずーっと考えてたのに大人になってからは全然そういう深くまで潜る思考ができてなくて嫌だったんだけど、宇白先生の台詞で納得した。あれは今日のご飯の心配をしなくてもいい、モラトリアムのあの時期にだけ許された至高の時間だったんだな…目先の仕事と生活に必死になんなきゃいけない今あの体験は得難い。 -
1~11巻通して。
本当に心の底から好きな作品の一つ。アニメの方はあれはあれでまた違う世界のように感じて、それこそ「世界の分岐」を感じたりなんかしてその感覚が楽しかったけれど、でもやっぱりアニメよりこっちの方が好きだなぁ。
田中さんが言ってた「ベストじゃなくベターを目指せ」って、かなりこの作品を表しているように思う。全てが思い通りに行かしてくれる訳じゃない。「何で今」「どうしてそんな手段じゃなきゃ」なんてことの連続。それでも彼らはその中で最善を目指して、全力を尽くして、そうして散っていく。
覚悟を決めたとはいえ顔を出すそれぞれの弱さ、それに立ち向かうのはパイロットだけじゃない。だけど、”まだ”死なない自分たちという立場も同時に襲う。
あとウシロ戦での、町の風景。犬小屋や交換日記、朝食の準備が完了しているテーブル、そんな何気ない物たちが不思議と胸を締め上げてくる。
話しが終わるからとかじゃなくて、進み方(?)として最終巻が好きだなぁ。ページをめくる時の衝撃がどれも好きだった。
ただの殺し合いものじゃなく、人と人が感情をぶつけ合って変化していくドラマだったなと思った。 -
全11巻 地球を守るために自らの生命を犠牲にすることを強いられた少年少女たちの物語。各少年少女の背景が様々なのが魅力。悲劇だがカタルシスを得た気がする
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なかなかのトラウマ漫画・・・・
少年少女に課せられた重い使命。
自らの命を使って人類を守る使命・・・
今回はラストまで読もう。 -
休日にレンタルで全巻一気読み。2~3日気分が沈んだ。
優しいタッチの画風が鬱気分に拍車を掛ける。
この雰囲気癖になるなー。
どうしたらみんな救われるのだろう?って考えても無意味なのに色々思いを巡らせてしまう。 -
初めから終わりに向かって進んでいる。
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主人公たちの仲間意識や境遇が
リアルで良かった。
表情の深さに思わず泣いたなぁ~。 -
アニメ未鑑賞。
最終話まで、まさに目が離せない展開の連続でした。
毎巻色々と衝撃的でしたが、一番はワクが死んじゃったとこです。