さらい屋五葉 8 (IKKI COMIX)

  • 小学館
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本棚登録 : 1044
感想 : 82
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885296

感想・レビュー・書評

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  • 前巻がとんでもないところで終わり、気になるあまりに連載中の雑誌を読んでしまった。こうしてまとまると、感無量です。余韻を残しつつ、しっかりと完結しているのは見事です。これなら、「ぜひ続編を」と言われることも無い、きっちりしたラストでした。ありがとうございました。けど、ちょっとだけ「その後」を覗き見したい気も。ちょい役だと思った、政に喧嘩を売ってきた浪人にまで、納得する結末を用意してるという、まさに「痒いところに手が届く」複線の回収法も見事でした。この人は、自分の産んだキャラを全て愛しているんだなあと。政を気に入っていたネコのその後も、描いて欲しいなあ。政を追って西へ行ったらいいなあとか思ったけど、犬ならありえてもネコだしね。

  • 政と弥一。いい関係だなー。
    五葉のメンバー全員が不器用だけど優しい。
    でも人間関係って脆い。

    政と文之助のやりとりが一番心に残った。
    不穏な空気がずっと漂ってたけど、最後は晴れ晴れとしたラストで読んでて良かった。

  • ぐほぉぉぉぉぉ。
    アニメは途中で終わったのかな。観よう。

  • 以前途中まで読んでいて続きが気になっていたマンガ。オノナツメさんのマンガは静かだ。割と不穏な事が起きたりしていてもなんだか静かだ。
    その静けさの中でゆるゆると皆んなが変わっていく様が改めて全巻読破してわかった。罪もあって百点は出来ないかもしれないがイチが政さんや五葉と一緒にいられればいい。

  • イタリアおじさん物しか知らなかったので江戸物とは驚いた。
    ちゃんとしっかりした世界を構築しているのがさすがだ。
    ハッピーエンドで本当に良かった。

  • 最終8巻まで読了。
    ううぅ〜〜〜ハッピーエンドと言っていいのかもしれないけれど、せつない…。イチがちゃんと救われて立ち直るのは、これから政との旅の中なのだろう。オノ・ナツメ作品は初めてだったけど、他のものも読んでみたい。

  • 全8巻大人買い。全8巻一気読み(笑)。いい涙を流せました。


    アニメから知った作品。
    DVDに保存してあったアニメを久々に見て、うっかり原作を大人買い。買ってよかった。

    アニメが原作の良さと雰囲気を壊さない形できっちり作られていたのもわかった。原作に忠実ではないけれど、きちんと人間関係がわかる形で編集されていたという感じ。

    6巻あたりからは話がかなり重たくなってくるので、5巻ぐらいまではぐるぐると何度も読み返したら幸せでいられそうだ(6巻以降がいやだというわけではないので誤解なきよう)。


    そして、この漫画を読んで思ったのは、最近私がはまる漫画は、絵がデザイン的になっている物ばかりだなぁと。話も良かったけれど、1コマ1コマの絵を見ているのがなんとも心地いい。読んでよし、眺めてよし、手元に置いておきたいと思えた作品でした。

  • 最終巻。政さんの成長がまぶしかったです(感涙)。作品テーマ自体は、ものすごくシンプルでありきたりな「人は一人では生きられない」というものだった気がしますが、切り口、見せ方でこうも違うものなんですね。ちょっとした脇役や悪役にも憎めないものがあり、人間ドラマとしても秀逸でした。

  • 江戸時代劇完結編。

    弥一の過去を知った人たちが悩みながらも結論を出していく。
    そして秋津も。

    秋津がすごいいい男になったなあって思う。

  • ミステリー仕立てで先が気になり、全8巻一気読みしました。

    弥一にとって政とは何なのか?
    それを語る八木の言葉に思わず涙・・・

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著者プロフィール

2003年『LA QUINTA CAMERA』 でデビュー。『さらい屋五葉』(全8巻/小学館)『リストランテ・パラディーゾ』(全4巻/太田出版)『ACCA13区監察課』(全6巻/スクウェア・エニックス)など映像化作品も多数。
「モーニング・ツー」では『Danza』(全1巻)『COPPERS』(全2巻)『つらつらわらじ』(全5巻)『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』(全4巻)を連載。

「2023年 『ザ・ゲームスターズ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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