金魚屋古書店 12 (IKKI COMIX)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 273
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885494

作品紹介・あらすじ

まんがばかと手紙のやりとり。

金魚屋古書店の目録を読んで、手紙で通販を申し込んできた遠方のお客さん。
菜月さん・斯波さんが手紙でオススメの本を紹介したり、
向こうからお礼のお菓子が届いたりと、いい関係を築いていたのですが、
ある日、そのお客さんからお金が振り込まれておらず…

その他、
週刊漫画誌の編集部員たちが様々なミステリーを調査する漫画や
特に目立つスター選手がいない(?)中学野球漫画などを扱った――
実在の漫画を素材にした古書店物語、第12集!!

【編集担当からのおすすめ情報】
コミックスのオマケ漫画でいつも登場するビリーと店長が久々に本編に登場!!
二人が訪れたのは…著者も取材に行った“日本初の漫画美術館”です。

感想・レビュー・書評

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  • 「子供を抱えた私の母が、うちの父に心底絶望したのは、お酒を飲み続けたことでも、私たちを殴ったことでもなくて、不都合な世界を自分の前から消し去ろうとするように、何か自分にとって嫌なことがあると、すぐに眠ってしまうところでした。」

  • ”第81話 冒険の書”の斯波さんのセリフが格好いい。

  • ~8巻
    決して漫画を批判しない所が、良くも悪くもある。

  • すごく深いのに、淡々と書かれる話が毎回惹かれます。

  • 読者に対して予めネタバレを仕組む時系列シャッフルの使い方が上手い。評価の難しい作品『MMR』にこういう見方があったというのも発見だった。

  • ただのうんちくマンガなのに、結構、構成とかにも凝ってて、マニア心をくすぐります。
    まあ、だからといって、わたしはマメでないので、このお話はこのお話の続きとか、検証とかは全くしないんですけどね。

    虐待については、乱暴な人だったけど、それでもいいところもあったとか、優しいところもあったとか、そういう単純な話でまとめられないんですけどね。
    むしろ、小さないいところはあって当たり前で、それがかえって、隠れ蓑になったり、子どもが親からどうしても逃げられない理由になったり、親自身の自分への言い訳になったりすらします。
    難しいとこに踏み込んできたと思いますが、頑張ってかききって欲しいです。マンガの神様、物語の神様が、どうやって、人を救っていくのか見てみたい。

  • 近所だから当たり前だけど、子どももつながっていたのか。子ども多しの巻。

  • なんか泣いちゃうんです。毎回。
    登場人物の関係が、いろんな所で繋がっていて、
    少々、混乱しますが、一話一話、面白いです。

  • 漫画をこういう風に読んだことはないわー。

  • 読みかけの本があるから死ねない。気持ちはわかる。でも、それが叶うなら、不老不死になるしかない気がする…

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『金魚屋古書店』、『デカガール』(原作:長崎尚志)、『うさぎ探偵物語』(原作:長崎尚志)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(原作:リチャード・ウー)など。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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