金魚屋古書店出納帳 下 IKKI COMICS

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 494
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885524

作品紹介・あらすじ

▼序▼第8話/青い空、白いボール▼第9話/おかえりなさい▼第10話/2人の漫画王▼第11話/漫画の神様▼終(巻末オマケ漫画)●主な登場人物/鏑木菜月(漫画専門の古本屋「金魚屋古書店」の店長代理。祖父・清太郎に代わって店を切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋古書店」の店員かつ居候。漫画の悪口にナーバス)●あらすじ/知り合いから『タッチ』の単行本25冊をもらった長谷川ひとし。放課後に何気なく読んでいると、片想い相手の芦野が「私にも読ませて」と声をかけてきた。「一度に全部読むのはもったいないから」という理由で一日一冊ずつ貸すことになり、長谷川はこれで彼女と毎日話せると大喜び。やりとりを重ねるうちに親密になっていく2人だが、ある日長谷川が『タッチ』は全26巻であることに気付いて…(第1話)。●本巻の特徴/あなたのお探しの漫画、ここにあります! 本巻の主なお取り扱い作品は、孤独な3人が手にした、とある窓が印象的な漫画。マンガキングでも答えに逡巡…日本で一番古い漫画。その他、兵庫と鳥取にある、2つの漫画家記念館も併せて紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 第9話の「おかえりなさい」がお気に入り。

  • 早速、本の雑誌今月号特集から。いち漫画として純粋に楽しめた。個人的に惜しむらくは、あまり興味のない創成期漫画を対象としていること、稀覯本への愛情が強すぎること、といった部分。当然、本書はそれ目的で書かれたものだから、そこに難癖付けられても、って話なんだろうけど。

  • こんなにのめりこめる分野があっていいなと思う反面、イヤ普通のオタクでしょとも。
    人それぞれ、でも私はいろんなジャンルの本を読みたい!

  • これを読んでると自分はまだまだオタクではないと安心する。

  • たかが紙の上のこと。全部おんなじなんだろうなー。
    たかが音の上のこと。たかが映像の上のこと。
    しかしそれゆえに、

  • 「タッチ」の最後の巻を好きな女の子に渡すために必死に探す話いいなぁ。その際文庫判じゃダメとかこだわったりして・・・。そう言うこだわりもつと、けっこう本探すの大変だったりするからなぁ。コミックは持ってないかもしれないけど、昔「りぼん」で読んだような気がする「フランス窓便り」が出てきたのも嬉しかったし、斯波さんに濃ゆい漫画キング友達が出来たのも楽しいし・・・。ナイスでした(* ̄∇ ̄*)。

  • 素晴らしいほどの漫画バカのためのコミック。
    ストーリーの作りとしては上巻の方が好みだけど、一言の重みや漫画に対する愛情などはこっちのほうが来る。
    引用に記載したセリフの場面は、本当に響く。
    これは漫画だけじゃなくて小説でも何でも、読み物では常に感じるところだと思う。
    やっぱりいい作品だなぁと思った。

    金魚屋古書店出納帳はこれで終わりだけど、この後で「金魚屋古書店」シリーズがあるので、そちらもチェックしたいと思う。

  • 相変わらず漫画愛に満ちている。でも本当は人間愛かな。自分の昔の記憶に重なるエピソードがあってちょっとドキリ。

  • 自前

  • 何気なく読んでみたけれど、マニアックな漫画に詳しくない私でも楽しく読めた。いい話で、ほっこりした。

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著者プロフィール

漫画家。代表作に『金魚屋古書店』、『デカガール』(原作:長崎尚志)、『うさぎ探偵物語』(原作:長崎尚志)、『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』(原作:リチャード・ウー)など。『アブラカダブラ 猟奇犯罪特捜室』にて第1回さいとう・たかを賞を受賞。

「2023年 『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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