Sunny 2 (IKKI COMIX)

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著者 : 松本大洋
  • 小学館 (2012年2月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091885760

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Sunny 2 (IKKI COMIX)の感想・レビュー・書評

  • 春男がお母さんに会いにいくエピソードが辛い。一途な彼の様子にじーんとしてしまう。

    Sunnyを読んでいると、心が子どもの状態に戻ってしまうようですこし怖い。
    子どもの頃、広くない世界の中で悲しかったこと寂しかったこと怖かったこと思ったほど遠くへいけなかったこと、思い出す。
    頼りない気持ちに戻される。
    「マンガにおける子ども」の表現を超越して、読者の心を読者自身の子ども時代に誘うような描写。
    松本大洋やっぱりすごい。

  • 高校の時に一時期はまって読んで。
    しばらくぶりに松本大洋さんの読んだが。
    もはやマンガの域を超えてるというか、マンガの新境地のような作品ですな。
    一篇一篇がショートムービーを観てるかのような。
    何の台詞も描かれてない、実景カットみたいなんの巧みさ。
    心情描写の巧みさ。
    誰しもが一度は身に覚えがあるに違いない、幼い頃の内面の揺らぎ、その展開。
    描画力という意味でも過去の作品よりもさらに磨きがかかって。
    ここ最近読んだマンガの中では圧倒的。

    この人はノー・イメージの方なんだろうか。
    著者近影的なものを見たことがない。
    どんな人なんだろう。

  • ああ、第1巻を読んでから
    もう4年位たったのかあ。
    ツタヤで借りた

    今まで(個人的に)漫画の最高傑作は
    『バタアシ金魚』って言っていたが
    今度から『Sunny』も加えよう。
    双璧だな

    この巻では

    第6話
    「メダカって何の子どもなの?」
    「メダカはメダカの子どもだよ」

    のラスト、静が団地へ続く階段の途中に
    腰掛けるシーンが圧巻。
    その構図といい、その場所といい、
    腰掛ける意味といい。静の様子といい

    それと、やっぱり 

    第11話
    「会いたいのんとおなじくらい会いたないねん」
    「オレは会いたいっ!」

    第12話
    「街ってずっと怒ってるみたいや」
    「コラー言うて?」

    の春男とお母さん(矢野杏子)。
    育児放棄の母親ってこんな感じある。
    美人なんだけど、子どもには(自分にも)冷淡。
    自分が女であることが最優先、
    というかそれすらあやふや。
    距離を置かれてしまう子どもにとっては
    理由も分からず、不可解で、
    切なく、耐えきれないものがある。

    母親の過剰な表現がなく、
    おしつけがましさもない。
    それが春男とお母さんの
    何とも言えない感じを出している。
    これはちょっと、松本大洋以外描けないでしょ。
    素晴らしい。

    松本大洋は『ピンポン』以来
    『花男』『鉄コン筋クリート』と読んで
    天才だと思ったが、
    やっぱ凄かった

  • この巻も泣ける・・・!感情を全てセリフで表現しないスタイルは登場人物の感情を察していく感じがあってやっぱり好き。春男と母親との距離が離れるほど、春男の母親の顔がグロテスクに見えていく気もした。108Pの一連のカット超好き!

  • みんな、切なすぎる。胸が張り裂ける。

  • 読んでる内に園の一員になった気がしてくる。あったかい所は羨ましく思うが、色々と身につまされる感情で一杯になる。大人との距離と温度差がくっきりしているのは歯がゆい。懐かしく振り返りながら好きになっていく作品。

  • こどもたちと一緒に暮らすことのできない母親の、こどもの「母親」として生きられないオンナの、身勝手さと苦悩。
    施設で働く足立さんの言葉に泣く。

  • 設定も言葉も、なかなかに重かった。好き。

  • 松本大洋が、今でも、こうして、コンスタントに描き続けてくれていることは、とてもとても、嬉しい。違うものを描いているようで、いつだって、その芯は一緒である、ていう、その変わらなさ。でも、彼の描く登場人物の、目が、好き。(13/4/13)

  • この作品、ほんとになんとも言えない気持ちになる…。ずーっと余韻が残る。すごい…。

  • 結構切ないです。

  • 大洋ワールド!

    でもだんだん悲しいのになれてくるんだ。


    その通り。
    悲しいのって、いつまでも心にいっぱいあると苦しくなっちゃうから、だんだんその悲しみがボヤけるようになってるんだよね。

  • いつもはヤンチャな春男が、母親を前にすると優しく、その年齢らしい可愛い子どもに戻る…
    甘えたいよね、、、思わず涙が出そうになった。
    その他、優しく泣けるストーリーの多い二巻でした。

  • この人の漫画がリアルタイムで読める幸せ

  • 母親の愛を必死に求める春男の姿に涙が出てきました。
    悲しすぎます。
    春男の母親は、母になることに向いていなかったのかな......でも、その人の子供として生まれた以上、仕方のないことなんですね。
    幸せになってほしいな、春男に道を踏み外してほしくない。

  • 日常を切り取る。
    どこにでもあるような何気ない日常、
    でもそんな日常の中で誰かが傷つき悲しんでいる。

    嘘をつくこと、それは自分の中を何かを守ることである。
    シャボン玉みたいに触れただけでパチンとはじけてしまう、そんな子供心を嘘は守ってくれる。

    小さい時ある日突然始まる、「いじめ」。それは特定の個人というよりも、あるスパンでローテーションする不特定多数による不特定個人に対するいじめ。
    月曜日にいじめられていた子が、火曜日にとなりの席の子を仲間はずれにし、水曜日にその前の席の子が背中に悪口を書かれる。

    子供の時特有の距離感、空気感、そんなものがsunnyには漂っている。



    春男と母親のワンシーン。
    感情を抑えきれない春男と子供に対する感情を失った母親の表情が対比される電車での別れのシーンは、切ない。

  • やっぱり完璧にスゲーなぁ。

    もう切なすぎますわ。全部もれなく泣いちゃいますわ。

    あのお母さん、普通に読んでれば、なんやねん!って気持ちになるけど、何かいろいろと事情があるんだろうなぁってまた切なくなる。

    クリマルの顔、、愛くるしい。

  • 個性溢れるキャラクターの表情、台詞、雰囲気。全てにおいて最高です。

  • 心の痛い所がうすくなっていくような気がするんだ。
    うすくなって からだじゅうに 広がっていって……
    ここへ来る前の僕とは どんどん変わっていっちゃうみたいだ…

  • せつなすぎ。ほんであったかすぎ

  • 第1集よりも切ない。
    親と子は何よりも大切なんだな。

  • 寂しさや哀しさみたいなブルーな感情の近くには、いつも優しさが隣り合わせで存在している。
    そこに出たり入ったりするからセンチメンタルな気分に浸り感情を掻き毟られる。
    書いててよくわからなくなってきたけどそんな具合。
    夕日のきれいな日に窓際で静かに読みたい漫画。

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