放課後のカリスマ 9 (IKKI COMIX)

  • 小学館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091886170

感想・レビュー・書評

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  • 2015.07.21
    謎だった過去が明らかに!

  • うーん…神谷先生はクローンの中でもオリジナルと共に存在した唯一のクローンって事で、特別に異質だった訳で、父子を目の当たりにした事で、自分がそれにとって代われるのではないかと(自分だったらもっと子供を理解してやれるのにとか)考えたのかな。
    もしくは自分にも親(自分のルーツ)が欲しくなった?最後ちょっとXそっけなかったもんなぁ。
    いや、次の世代(自分の代わり・スペア)の存在が出てきた事がきっかけで、自分の存在意義が定義できなくなって、Xも歪んだ性格をしていたようだし、自分と同じ存在・遺伝子・クローンである史郎を普通の人間として育て直す事で、生まれながらに異質(人の価値は同じ)ではなく、生き方によって人の価値は変わるのではないかと考えた、とか?
    だってXは人の命いじって(クローン開発して)たし、神谷先生は殺しちゃったし、カイも荒れてテロってたし、その遺伝子自体が罪なのではないかと思ってしまうんでないだろうか。
    生き方によって人の価値が変わるという仮説が正しくて、もし史郎がいい子に育ってくれれば、クローンの運命が生まれながらに決まっていない証明になれるのではないだろうかと。

    だから、神谷先生にとって、史郎は救いで希望になりうる存在になるのかなぁ、と。
    そうしたら、オリジナルの人生に沿うような生き方をしなくて良いって、呪縛からの解放にもなるなぁ。


    さすが主人公。
    史郎の影響力が増してきたww

  • クロスウェル、黒江、神矢と偉人クローンたちの学園の過去。
    クローンというすでに成功した過去の人が持つ問題から、個人の意識や経験、自分しか得られない経験などを読者は自分のなかに落とし込んで読める。

    複製はオリジナルを超えるのか。
    優れた遺伝子とは。
    人の価値は皆同じなのか。

    複製の問題を前の授業で扱った。
    出版の文脈であったから、肯定的だったがこれは否定と疑問を投げかける。
    本と人では複製で出来上がるものは違うが、それを同じように見てしまう目に非を投げつけているのだな。と思った。
    人は感情を持つ。経験を経てじぶんで自分の目的を探そうとする。
    この学園ではそれはできない。
    自分の夢は過去の自分の功績によってしか語れない。

    クロスウェルのしょたの感じはスエカネクミコさんのしゅみだよな・・・

  • これもしばらく積読になってました。
    久しぶりに読むと、今回は女性陣がほとんど出てこなくて、顔が似ている者ばかりのセントクレオの過去話が主な感じです。

    黒江が「X」のホントの子で、神矢は「X」のクローン。結婚して子どもができたら、確かに遺伝子的には1/2なんだけど、「X」のあの言い方ってなんか腹が立つなぁ。「とんびが鷹を生む」って言葉もあるし、遺伝子が全部じゃないのにって、この話を読むといつも思ってしまいます。

    偉人のクローンは素質はあるのかもしれないけど、結局は育った環境だと思うんだけどなぁ。同じ双子でも育った環境が違うと顔つきが違ってくるみたいに・・・。

    なんか読後感があまりよくないので、次巻も買うんだけどたぶんしばらく積読になりそうな1冊です。

  • 学園長もいろいろ苦労してたんですね…。これはちょっと意外。
    でも、何を考えているのかはまだまだ不明ですね。今後に期待です。

    黒江さんは"X"の子で、神矢は"X"のクローンで、史良は創始者のクローンだけど"神矢の子"として育てられているから、捉え方によっては黒江と史良は兄弟ってことですよね…?

  • 暫く積んでたのを片付けを機にやっつけた次第。

    黒江の口から語られる、過去のセントクレイオ。
    あー、そうだったのねー…とはなったんだけど、やっぱり物語としては薄らぼんやりしているかな。
    結構重たい話をやってるとは思うんだけど、響いてこない不思議。
    話がぶちぶち切れて、繋がりが薄いような印象だからかなぁ…?

  • 最初に手に取った動機は忘れました。続けて読んでいるのは、これからどうなっていくのか興味があるから。全編を通して、可愛い絵柄に似合わず、結構ハードな流血シーンもあってびっくりしました。

  • なんてこった

  • おっさん3人組の過去。あー、遺伝子的には確かに親子ってことだよね。なるほどね。/お、一休。メガネ置き扱いw 確かにこの巻、いまの史良いなかったなぁ。

  •  今まで表舞台に立ちながらも語られてこなかったものたちの過去。ロクスウェル、神矢、黒江の3人が邂逅したその話は今なお史良たちが抱える命の価値に通ずるものでした。

     今までセントクレイオのクローンを支えていた「黒江」の存在。今回で語られた黒江の設定はセントクレイオでは異質であった純粋な一般人。本来の史良のポジションですが、そこからみたセントクレイオの異質さ、人間の価値を決めつけて疑わない狂った父「X]、そしてその父のクローン「神矢」と築いた生活。この過去話でとことん語られたのは人間の価値です。息子とクローンを比べ、黒江の存在意義を殺していくXがなんともセントクレイオを形作った原型だと思いました。結局、人間の価値なんて誰にも決められないという答えに収束すると思いますが、この過去話はもう一度クローンの存在価値を決める上で通らなければならない通過点だったと思います。

     そのクローンの存在価値を根本から崩す天才「ロクスウェル」。今とは打って変わって物静かキャラのロクスウェルがなんともウケが良さそうですね。彼の天才ぶりにそれぞれの偉人クローンのアイデンティティが崩されました。1人の天才がいれば偉人クローンなんていらないのではないか?という疑問を解消させるための全能を彼は持っています。黒江に言い放った「物事の中心に居られれば、はみ出しはしない」というセリフはなんともワガママで彼の現在に繋がっていて良かった。ロクスウェルも別の意味で「血」に囚われているキャラなのがなんとも面白い。

     そしてクローンの価値にひとつの答えを見出す「神矢」。クローンであるために至ってしまった答え。「代替できる自分をひとつ減らす」ただその行動にひとつ疑問が残る自分。その疑問を解消するための史良なのか、今だに彼の本音は物語で語られてないがどういった思いで史良を育てたのか非常に気になるところです。

     あとがきでもあるとおり今巻まったく女性が活躍しないしショタブリーフはでるし女の子成分足りないよ!とも言えますが過去を回収しきったのでこっから現代のキャラたちがどう動くか、楽しみですねぇ。

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