- Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091893796
作品紹介・あらすじ
青年漫画の金字塔、堂々、完結。
シリーズ累計800万部超。
青年漫画の金字塔、ここに完結。
2009年、
『アイアムアヒーロー』連載開始。
ZQNと呼ばれる謎の感染症が蔓延し、主人公の漫画家・鈴木英雄の日常は、突如パニックに陥る。
そして…
2017年、
英雄の物語は、漫画史上かつてないミニマムかつダイナミックな終わりを迎える。
東京・池袋に戻ってきた鈴木英雄は、
この日常のヒーローになれるのか。
クルス、浅田、コロリ…三つ巴の戦いの末、
新しい世界の黙示録は、誰の手によって作られるのか。
大事な人を次々と失いながら…
生命は今、クライマックス。
さようなら、生きて、英雄。
【編集担当からのおすすめ情報】
「鈴木英雄」というひとりの人間から始まった
『アイアムアヒーロー』が、
22集をもって遂に完結します。
青年誌の歴史を塗り替えた、
大きな物語の完結を、
読者のみなさまに見届けていただけたら幸甚です。
感想・レビュー・書評
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何ももたないものの強さって何なんだろうか。
なんかわかったようなわからないような、いざと言う時に微妙に人は善な人もいるって言うような多少の希望が見え隠れするラストは良いと思う。 -
ゾンビがなんだとか、なんでゾンビが生まれたとか明かされることはなかった。東京でたった一人で生存した主人公と離島で暮らし出した主人公の関係者たちに少なくとも希望が生まれてはいた。主人公が恐怖を紛らわすために口ずさむ歌“まんこ数え歌”、ゾンビに対する医学的な呼び名が“多臓器不全及び、反社会性人格障害”だったこと、第二の主人公的な役目のコロリがゾンビを狩った後に話した“平穏なんてストッキングみたいなもんでしゅ。薄皮一枚で守られているんでしゅ。ちょっと引っ掛かればあっという間に伝線して、使い物にならなくなるでしゅ。”は歪んだ比喩ではあるがグッときた。
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中田コロリと英雄の再会が無く、
コロリが漫画を書き続け、
英雄は永遠に孤独であることは、
初期設定から何も変化なしの一貫性ということか。
心を閉ざしたものは、
そりゃあ一体化できないだろうが、
孤独を生き抜けるという強さがあるとも言える。
あー、面白かった! -
終わり方、嫌いじゃない派です。
それよりも、人の喜びや悲しみが連鎖していく、そういう社会観を視覚的に表しているところ(勝手に解釈w)がいい。
もちろん、バイオレンス描写も良い。特に1巻は伝説的。ぜひ、紙の本で読むことを強烈にお勧めします。 -
結構投げっぱなしですが、主人公はなんだかんだ一人でも生きていけるぐらいに成長したと思うのでこんな感じでもいいかなと思うのですが、正直ヨーロッパサイドのお話をもっと深いところまでやってほしかった。