アイアムアヒーロー 22 (ビッグコミックス)

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著者 : 花沢健吾
  • 小学館 (2017年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091893796

アイアムアヒーロー 22 (ビッグコミックス)の感想・レビュー・書評

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  • 完結

  • 「俺はヒーローだ」と自分で言っちゃう男の物語。

    ラストを考えた上でタイトルをつけてると思う。
    連載を追ってた読者からすると、伏線が回収されてない、投げっぱなしのラストだと思うのかもしれないけど、一気読みしたら、描きたかったのは英雄であって、ZQNや混乱した世界ではなかったんだなぁと、わりとすんなり受け入れられた。
    巨大ZQNからヒロミを引っ張り出すのが普通のヒーローなんだろうけど、その役はおばちゃんをクルスから救ったコロリがさらりとやってのけていて、あれは「英雄はそういうんじゃないんで!」ってことなんだろうな。
    英雄ははじめからほとんど変わってなくて、
    モノに溢れている世界でも、混乱した世界でもブレずに孤独でいられるのは、ある種の強さだとあると思った。

  • 例えば、
    ミステリーを読んでて、
    「トリック」を解く物語なのか、
    「犯人」を捜す物語なのか、
    「動機」を当てる物語なのか、
    それとも、
    全部なのか!

    日本のミステリーって、
    「トリック」も解いて、
    「犯人」も捜して、
    「動機」も当ててって3拍子揃ってないと未完成な物語って、
    烙印を押されるけど、
    元々は、
    どれか1つに的を絞ってあって解けない謎があっても面白ければそれでよかったんですよ。
    でも、
    完璧主義の潔癖主義な日本人が読み、
    書く、
    ミステリーってのはその3拍子が揃ってないとアカンのですね。
    ちょっと、
    似てて漫画だろうが映画だろうが小説だろうが、
    ちゃんと、
    風呂敷を広げたら、
    ちゃんと、
    回収しないといけない空気ってありますよね。

    今回「アイアムアヒーロー」なんですが、
    みなさん最終回にがっがりしませんでしたか?
    何も回収してないって言うパターン。。。
    もしくは、
    ちゃんと読める人が読めば、
    ちゃんと全部のエピソードを回収した完璧で潔癖なマンガになってるのでしょうか?
    僕はおバカなんで、
    まったく意味不明の最後でしたっていう感想しか書けないです。。。

    けっこう、
    前から友人とは「アイアムアヒーロー」はどう終わるかね?
    と、
    議論してましたが、
    止めて欲しいのは「夢オチ」な!
    なんて、
    話してましたがそれよりも酷い終わりかただったんじゃないかと思うの。
    でも、
    無理やり考察したわ「かぐりん」わ!


    世界に名前をつけると、
    第1の世界は普通の「社会」なんですね。
    今僕たちがいる世界そのもの。

    第2の世界はZQNがまみれてパニくった「混乱」の世界なんですね。
    マンガの中で大半を占めてる世界ですね。

    そして、
    パニックが収まって独りぼっちになった、
    自分以外の人間がいなくなった世界、つまり「孤独」なんですね。

    「社会」
    「混乱」
    「孤独」
    と、
    3つのパターンの世界があります。
    そこで、
    いつもヒーローだったのは「英雄」という主人公!

    「社会」の中では何もできない売れない漫画家。
    「混乱」の中でも自分の欲求を中心としてしか回せない出鱈目野郎。
    「孤独」の中でも〃

    住めば都で、
    どこに居ても誰と居ても「英雄」は「英雄」なんですよ。
    世界が変わっても自分は変わらない。
    むしろ、
    自分を変えれば世界が変わるのか?
    と、
    投げかけられたかな花沢健吾さんに。

    本って昔は高かったんですよ。
    なにしろ、
    手写しだった時代はもう高価なものでした本って。
    でも、
    印刷技術が進み量産が簡単にできるとどんどん安くなる!
    このアイアムヒーローも745円ですが、
    電子書籍で読めば安くなるし、
    中古になればすぐにでも108円になるし、
    下手をすれば10円くらになってしまう。
    でも、
    読んで得た情報や感動は自分に取っていくらになるだろう?
    108円で手に入れても、これは1000円の価値があると思えればそれはお徳だ!
    定価の745円で手に入れてつまらんから100円の価値しかないなって思っちゃうと損した気分だ!

    どんどん安くなる!
    もっと、
    安くなる。
    だからそろそろ本や映画やテレビから人類は卒業すればいいと思う。
    それこそ、
    最終巻の孤独の世界に居る「英雄」のごとく、
    リアルに生きればいい!
    本や映画やテレビの世界からもっと人間は卒業すればいい!
    いわゆる、
    汝の隣人を愛せですよ!
    汝の隣人はテレビですか?
    汝の隣人はなんですか?
    リアルに生きてみないかっていう問いかけを受け入れてみないか?
    もっと、
    自分の人生の価値を高める生き方をしてみないか?
    世界に流されて生きてるようで、
    生きながらえてるだけの生の消化活動ではなく、
    もっと、
    生の昇華をしてみないか?

    死ぬのが怖いなんて言ってる生き方でいいのか?
    どう生きる?

  • 新しいヒーロー像。好ましい。
    英雄というひとりの人間を通して、置かれる環境がかわり、対人(外)関係もかわり、だからって“つながる”とか簡単にイカナイからっー!を描く一方で、つながり隊組メタファー。
    クルスの正体がわかったところでガッテンしたので、他は謎のままで支障ない派です。

  • 何ももたないものの強さって何なんだろうか。
    なんかわかったようなわからないような、いざと言う時に微妙に人は善な人もいるって言うような多少の希望が見え隠れするラストは良いと思う。

  • あんな高くて不安定なところに追い詰められてギリギリの状況なのに「足下気をつけてね」と言う英雄、いいね

  • 藪さんが死亡し、英雄が比呂美とくっ付いた頃からゾンビ漫画としては行き詰まってきたと感じました。
    最初ヒロミは英雄を恋愛感情で見ていなかったのに、藪さんと英雄がそういう仲だとしって急に恋愛モードになったのも唐突な気がしました。やけに毛深いことを気にしていたり、結局女同士の張り合いに近いような。。
    そして英雄のほうも元カノてっこを忘れられない、藪さんとも好きで関係を続けていたし、ヒロミは自分のことを好きみたいだしという感じで…誰か1人に特別な思いを抱いてるようには見えませんでした。まあそれが英雄なんでしょうがw
    終わり方は賛否両論あるようですが、個人的にこの終わり方は嫌いじゃないです。
    DQNとは何か、比呂美はどうなったのか、何故おばちゃんは若返ったのか…沢山の疑問が残ったままですが、だらだら続いてつまらなくなるより良かった。
    ただ最後まで英雄がコロリの存在に気付かないままなのが残念。彼は唯一最後まで英雄のことを気にかけてくれていたのになぁ。

  • とても面白かったが小さく終わってしまった印象。もう少しで10年後も残る傑作マンガになっていた。散々死を見ながら二人と共に生き延びて来た読者共々最後は救うべきだったと思う。英雄の前向きな姿で終わったが、人生という言葉に意味が無くなるくらいに人類を破壊し過ぎたため取って付けた印象だった。
    絵については画力に感心というより、ゾンビをここまで描き込むのにどれほど死体の資料を見ただろうかという方が感心した。

  • ついに最終回。ゾンビはみんな一つにまとまりいなくなりましたって、回収しきれずに終わったという感じだ。飛び飛びに読んだので細かいつながりが分からないが破綻してる感じがある。とは言え、ページを開いた瞬間世界がクリアに感じられる画力、ゾンビの造形など新しい境地でした。こうした世界も可能と示してくれただけで満足です。

  • 完結

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アイアムアヒーロー 22 (ビッグコミックス)の作品紹介

青年漫画の金字塔、堂々、完結。

シリーズ累計800万部超。
青年漫画の金字塔、ここに完結。

2009年、
『アイアムアヒーロー』連載開始。
ZQNと呼ばれる謎の感染症が蔓延し、主人公の漫画家・鈴木英雄の日常は、突如パニックに陥る。

そして…
2017年、
英雄の物語は、漫画史上かつてないミニマムかつダイナミックな終わりを迎える。

東京・池袋に戻ってきた鈴木英雄は、
この日常のヒーローになれるのか。
クルス、浅田、コロリ…三つ巴の戦いの末、
新しい世界の黙示録は、誰の手によって作られるのか。
大事な人を次々と失いながら…
生命は今、クライマックス。

さようなら、生きて、英雄。


【編集担当からのおすすめ情報】
「鈴木英雄」というひとりの人間から始まった
『アイアムアヒーロー』が、
22集をもって遂に完結します。

青年誌の歴史を塗り替えた、
大きな物語の完結を、
読者のみなさまに見届けていただけたら幸甚です。

アイアムアヒーロー 22 (ビッグコミックス)はこんなマンガです

アイアムアヒーロー 22 (ビッグコミックス)のKindle版

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