忘却のサチコ (9) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 164
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091894021

作品紹介・あらすじ

累計40万部突破!新感覚グルメコメディー

久しぶりに大学の旧友と
再会したサチコ。思い出話に花が咲き、
女三人・鹿児島旅行を計画するが
飛行機のトラブルで…ひとり旅に!?

さらに、鹿児島で
"あの人"とまさかの再開!?
その他、兵庫、福島でもサチコが
絶品グルメに舌鼓!

【編集担当からのおすすめ情報】
各メディアで大反響!
食に関心のなかったアラサー真面目女子・サチコが
美食を求めて全国各地を東奔西走!

第9集では、鹿児島を舞台に"あの人"が再登場!
さらに、ピザ! オムライス!! ハンバーグ!!! と、
"王道"="最強"の洋食グルメが勢揃い!

定番から旬の食まで取り揃え!
話題の「飯テロ」系コミック、待望の第9集…ぜひご一読を!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第九弾。
    サチコのグルメ道は続く...

    今回は、大学の旧友と出会い、女3人の鹿児島旅行を計画するものの、大雪で2人が遅れることに。
    更に、鹿児島で、あの俊吾と出会い...

    ほか、賭けの好きな西岡先生との一戦や、イタリア人児童文学作家・ロッシ先生の密着取材、田野先生を追って福島県の雪山へ...

    毎回、サチコの戦いは続きますね...

  • 相変わらずの猪突猛進、相変わらずの全力投球。
    そして相変わらずの美味しそうな食べっぷり。
    もう9巻なんですねー、目立った展開がないといえばそうなんですが、
    勢いや雰囲気、ちょくちょく姿を現す俊吾さんなど。
    まだまだいろいろなことが潜んでそうで楽しみです。
    それにしても俊吾さん…あんたいったい何を抱えてるんや(^^;。

  • イタリア人も驚くサチコの能力(笑) 確かに仕事はできるが、俊吾以外の異性には目もくれない性格が少し可哀想になってしまう。さて今回の収穫は、鹿児島の白くま(原文ママ)。これって天文館むじゃきの白熊だよね。そして白熊の名前の由来が漫画ですとんと腑に落ちた。その鹿児島で偶然出会えた俊吾の姿……そんな姿を見ても彼を忘却というか見捨てることはできないのかな〜

  • ついに、このグルメコメディも大台一つ手前に達したか
    イケる作品だってのは、(1)を購入した時点で強い予感はあったけど、いざ、(9)まで来ると、胸が躍るなぁ。まだ、この巻の感想も書いてないってのに、(10)の感想を書いて、ここに挙げるのが楽しみでしょうがない
    そんなわくわくを原動力にし、この(9)の感想を書こう
    ほんと、今更かもしれんけど、主人公・佐々木幸子の日常は、「ありえない」で満載だよなぁ
    文芸誌の編集者が、とんでもなく忙しいってのは、素人なりに何となく察しはつくのだけど、ここまで激務に身をどっぷりと沈めているのは、彼女くらいじゃないだろうか
    しかも、彼女は東京から出た先でも、エラい目に遭っている。トラブルの星に愛されているのだろうか
    ただ、彼女の社会人かつ一人の人間として凄いな、と思うのは、どんな災難に見舞われても、決して屈さず、諦めず、挫けず、のド根性で攻略し、最良の結果を実力で出すところだ
    塞翁が馬って表現は適切じゃないかも知れないが、サチコはあらゆる状況でも、落ち込んだり、ショックを受けたりするけど、その場で最も美味しいモノを発見し、食べる事で活力を取り戻している。ヘマから立ち直る能力がズバ抜けて高いのだろう、彼女は
    食系のコメディでもあるが、社会人としてのスタンスを学べる作品だ、この『忘却のサチコ』は
    以前にも書いた気はするが、サチコのリア食ションは、一層にキレが良くなってるな、この(9)は
    シュール過ぎで、却って、サチコの幸福感と美味しさが、十分に伝わってくるのだから、阿部先生の実力が高いのだろう
    どの回も読んだら腹が減ってしまったが、個人的に最も食べたいな、と感じたのは、第79歩「旨さモーレツ!神戸牛ハンバーグ<神戸>」に登場している、神戸ビーフのハンバーグだった。ただでさえ美味しいハンバーグ、目の前で焼かれるってだけで、美味しさは引き立つもんだ
    話のインパクトって意味合いじゃ、この(9)で第84歩「行くでごわす!!薩摩メモリアルツアー・後編<鹿児島>」に勝るものはあるまい。未だ、心から離れぬ男・俊吾と、おもいがけない時、おもいがけない場所、そして、思いがけぬ状況で再会してしまったサチコ。マジに、気に入られ過ぎだろ、トラブルの女神に
    さすがに(10)で全ての謎が明かされる事はないと思うので、しばらくは、俊吾が何故、サチコの前から失踪したか、その全容解明も含め、この作品には飽きそうもない
    この台詞を引用に選んだのは、「おぉ」と気圧されてしまったので。さすがに、この台詞だけだと「?」だろうけど、実際、このシーンを読むと、サチコの凄さを知り得ることができる。人間だろうが、猫だろうが、本気の気迫は通じるモンだな

  • サチコのフットワークの軽さと機転は見習いたい。そして俊吾さんは何があったの……?!

  • 相変わらずの、一仕事終えた後の、ご褒美のご馳走を味わうシーンがおかしい。宇都宮で餃子を味わうシーンの、コック姿のパンダが、カリッ、モチッ、プリッと言って微笑んでるシーンが特にツボ。そして鹿児島でまさかの再開、信じられないけど信じて待とうかという思いに。またある時は、野球にも造詣が深く、ある時はイタリアの世界的な作家に日本の編集者の日常を示し、ある時は賞を逃した担当作家のやる気を奮い立たせる、敏腕編集者の一面も描きつつ。しかしタフで該博だなあと感心してしまう。

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著者プロフィール

1972年2月6日生まれ。静岡県出身。漫画家。
代表作として、『忘却のサチコ』など。

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