シュトヘル (14) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

著者 :
  • 小学館
4.33
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本棚登録 : 270
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091895745

作品紹介・あらすじ

西夏文字存亡を懸けた戦い、ついに完結!!

西夏文字を守るべく、モンゴルへと入ったユルールは、モンゴルの皇子・トルイからシュトヘルの首級と玉音同の残り半分を持ってくるように命じられてしまう。そしてそんな中、ついにシュトヘルと再会を果たした。
翌日、モンゴル軍は都江堰に追い込んだ西夏の残党とシュトヘルを殲滅すべく、砲撃を開始。そんな中、ユルールは約束通り、朽ち果てた人の首と、
玉音同をモンゴル軍に持ち帰ってきたのだが…!?
“文字”を守るべく戦った、彼らの運命は…そして、歴史の波に揉まれながらも、必死に生き抜いた人々の姿を描く、
大人気ヒストリカル・ロマン、ついに終幕!!



【編集担当からのおすすめ情報】
2009年の第1集発売から、8年…多くの読者を魅了し続けた歴史ロマンがついに完結!!
西夏文字を守ることに全てを懸けたユルールと、シュトヘルの友情と愛。そして、歴史という波に翻弄されながら、それぞれの戦いを生き抜いた者たちの行く末は…!?涙を禁じ得ない感動のフィナーレを、是非ご覧下さい!!

感想・レビュー・書評

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  • 1〜14巻

  • 素晴らしい この作品に出会えて幸運

  • 隠れた名作。
    文字を辿る人とのつながり。

  • 中盤までかっちり行き過ぎていたせいもあり、終盤はやや作者の手が透けて見えるようなドタバタ具合だったがさすがの伊藤悠は地力が違う。未来と過去の往還がエモーションだけで処理される結末も、なんだか清々しくうつり、欠点と思えず。ただ巻末のノリはかなり苦手なたぐいでした。

  • 敵と味方がくるくる入れ替わって、目が回っているうちにいつの間にか終了してしまった感じ。

  • 死ぬ死ぬ詐欺

  • 面白かったけど、ちと哲学的で難しかったなあ。

  • 完結。
    物語中盤、ハマダの理解力が切れて
    ちょいとワケ分からなくなったところもありましたがw
    圧倒的な熱量でラストまで引っ張ってくれました。
    ヴェロニカ・ハラバルが生き残るとは・・・。

  •  随分と長いつきあいでした。スゴい作品だとずーっと僕は思っていました。受賞作なわけですしね。第一巻のつかみはよかったですね。その時点で他とは違うよなとこの作品はなんか違うと。大作の予感が既にありました。読者としては、気まぐれな打ち切りという恐怖ともヒヤヒヤしていたものです。

     それでも自分自身が生きているうちにこういう作品に出会えて良かった。しかも終局まで見る事が出来てなおいっそう嬉しいです。
     忘れがちな前巻と併せて読む方が収まりがいい感じです。「愛」のクライマックスは前巻ですし、今巻は「闘い」のアクションのクライマックスだと思います。

     幕引きというものはどうしてもなんていうか文字読んで絵も読みこんで万感の思いでこころの奥底で引き継いで行きたいものです。そういう作品であって欲しい。むかし、子供の頃映画館エンドロールを最後まで姿勢ただして見ていたものですが、その分記憶に残ったように記憶しています。
     その意味で自分の心に残るはずの名作品だと思います。有難う御座いました。伊藤先生。そしてご苦労様でした。
     伊藤悠先生の手になる「皇国」から購入して集めています。最近はどんどんメジャーな存在として大きな舞台の御活躍を期待して正座してお待ちしております。

  • どん底の最終回前からよくぞ…!
    登場人物みんなぶれることなく、最後まで生き抜く姿に毎巻涙していました。
    でも居酒屋あの世がなかったらつらすぎた…笑

    完結お疲れ様でした!

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著者プロフィール

伊藤悠(いとう ゆう)
1977年、東京都生まれの漫画家。女性。夫はイラストレーター・漫画家の前嶋重機。代表作に『シュトヘル』。
大正大学出身。1999年『ウルトラジャンプ』27号第1回ウルトラコンペに入選し、29号掲載の「影猫」でデビュー。連載デビュー作は「面影丸」。短期連載や読み切りをいくつか執筆したのち、佐藤大輔原作『皇国の守護者』連載が人気を博し、2006年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推奨作品に。しかし諸般の事情により物語の完結前に連載終了。2008年から『シュトヘル』を連載し、2012年第16回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。

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