月曜日の友達 (1) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館
4.28
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本棚登録 : 726
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091896216

感想・レビュー・書評

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  • こんな、感情を全部そのままの言葉ではっきり書く作家さんなんだっけ?きらきらした場面なんかは少々こっぱずかしいくらい詩的に書いてある。
    主役の水谷を語り手にして、準主役の月野の割と顔に出る感情の起伏を見ていく感じ。黒地の使い方が相変わらず物言いたげでみごと。
    しかしまだ次巻からの展開次第かな。

  • 水谷は中学生になりたての女の子
    親友の名前は土森、水谷よりも色々な面で大人な女の子。
    月野は中学生になったばかりの男の子、水谷と友達。ただし月曜日の夜限定。

    毎度強烈な個性を放つ阿部共実節とも言える世界観はなく
    中学生特有の若さと、そこから溢れ出すエネルギーの発散を求めて
    水谷は日々悩み、考え、心も体も大人になっていく。
    そういった思春期特有の脆さと強さを描いてるだけなのにも関わらず
    毎度の事ながらハイセンスな言葉選びを目にしているうちに
    ほんの少しだけ風変わりな青春の1ページを覗いているつもりが
    気付くとそこは阿部共実さんの世界。
    実に上手い描き方だわ。

    前述の通り、不思議系オムニバス漫画のスタイルではないので
    空が灰色だからを期待して読むとがっかりすると思います。

  • ちーちゃんはちょっと足りない? ですっけ…あれも読み終わった後、何とも言えない感覚に襲われましたけれども、これも…人間の闇の部分?と言う表現が合っているのかどうだか分かりませんけれども、読み終わった後、何とも言えない感情を抱きました…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    作者は多分…女性じゃないかな? と思うんですけれどもねぇ…女性にしか表現できない…少女漫画のダークな部分と言えばいいのか…ともかく男性・女性で言ったら圧倒的に女性のが怖い生き物ですよね! ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、ちーちゃんよりかは個人的に取っつきやすかったような気がします…女同士のアレコレとかあんまり読んで気持ちのいい思いはしないと思いますので…今作は男女関係…ではなく、男女であっても友達関係みたいな感じでしたので、男の僕ちんも比較的お話にのめり込みやすいのでした。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 火木ちゃんがわりといい子にしか思えないので仲良くなってあげてほしい。
    ううーこういう…ジェットコースター昇ってまーす!みたいな…この後悲しい歪みが訪れそうな不穏な予感だけがあるこういう感じ…!

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