もしもし、てるみです。 (1) (ビッグコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 110
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091896759

作品紹介・あらすじ

既読スルー、禁止。

『花のズボラ飯』水沢悦子の
「もう傷つきたくない」という心の叫びを感じる、
渾身のエロギャグ・ショート!(フィクション)

ライ●流出、巨大掲示板書き込み、SNSでのマウンティング精神、過去の恥ずかしい発言が永遠に残る…

こんなにも“悪”にまみれた現代社会において、

アンチネットのポリシーを貫く携帯電話会社「もしもし堂」。

その支店に勤めるてるみさんに一方的な恋心を抱く
中学生・鈴太郎(りんたろう)の日常コメディー。

「てるみさんはねぇっ!!
ネットから遠ざかって生きてて…
もちろんSNSなんかもやんない…
女神的存在なんだよ!!
こんなにも見境無く異性と繋がりまくってヤりまくれる世界でだよ?
この現代で恋愛というものを
めちゃめちゃ原始的葛神聖な駆け引きにまで高めてるんだよてるみさんは!!(以下略)」

SNS疲れた水沢悦子が、同じ気持ちだろうあなたに捧ぐ、
新しい「つながり」を求めるテレフォン・ラブ・ショート。
オールカラーで収録。


【編集担当からのおすすめ情報】
「このマンガがすごい!」(オトコ編) 第1位、
マンガ大賞 4位、
大ヒット作『花のズボラ飯』の水沢悦子による最新作です。

仕事中やごはん食べている時にふっと、
「もうスマホ/携帯もネットもない無人島に行っちゃいたいな~」って思うこと、
ありますよね?
そんなあなたに本作を捧げます!
もうさ~、エゴサしたり、人のツイート見て地団駄踏んだり、朝起きてまずすることがどうでもいいネットニュースの深追いだったりするの、なんか疲れたよね。
本作を読んで、アンチネットの思いを深めつつ、てるみさんはじめ可愛い登場人物にネットで疲れた癒やされよう。
既読無視は厳禁、読んだら感想をなるだけ多くの機会に発言してね!この場合ネットへの書き込みも許可します。お願いします。土下座。

感想・レビュー・書評

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  • フルカラーの影響か1回のページ数が少なすぎる。
    わりにはテーマをねじ込もうとして無理が出ている気配がすごい。
    ヤコとポコもそうだったけど半端なSF要素のおかげで消化不良起こしそうなのばっかりなんだよね…。
    やろうとしていることはわかるだけにページ数もっと割いて丁寧にやって欲しかったなこの題材は特に。

  • 湯冷めのくだりが好きです。

  • 水沢 悦子さんの作品『もしもし、てるみです。』の”1”を読了。 いやー、面白かった。絶対に”2”も買わないと・・・楽しみが増えた。 「花のずぼら飯」もおいらは大好きだったが。この作品の世界観も台詞も登場人物の描写もかなり素敵です!! 傑作。

  • 深い…。ネット依存社会への警鐘なんですね。叱られている感じがします。

  • なるほどね

  • うさくん先生もTwitterをやる時代。時代は流れ、発展は停められない。目まぐるしく変化を続ける中で忘れ去られたものやそれに纏わる情景に焦点を当てて綴るのが水沢悦子さんの持ち味で作品を手掛ける上での一つのテーマとして重きを置いているものなのだろうか?
    利便性、合理性を求める社会に鳴らす警鐘をユーモアとエッチな風味に仕上げていますね、今作は。
    同一人物説は別にしてもこの絵柄、作風で彼方も巻末を守り、此方の方でもエッチでおバカなことをやっている、人生を感じる。
    ファンとしてCALL13に「しあわせももりんご」に出てたキャラに似た人物が拝めたのが大収穫です。
    駄目なことは分かっていますが、こういった大人がちゃんと存在する世界は尊いものだと思います。戸芝先生もしかり。
    でも、未成年にエロ本を渡すのは駄目ですよ(笑)

  • ほんと、なんでこんなエロいのか。
    ピュアとエロスは表裏一体。
    ハイソな漫画を繰り出してくれるぜ

  • 「ミライフォン」(≒スマートフォン)に対抗して登場した、ネットに繋がらない携帯電話「もしメカ」の販売員とユーザーが主人公のギャグ漫画。
    便利なものを手放すと、不便だったり手間がかかったりする。けれど同時に、手放さなくては得られなかった交流や体験というものもある――環境問題への取り組みなどで言われることかと思うけれど、本作でもそのようなことが各エピソードの底に流れているように思う。(同作者の『ヤコとポコ』のテーマのひとつにも同様のものがあるけど、本作の方は近未来でなく同時代を舞台にしている分、物語はコンパクトにまとまるかもしれない)
    水沢悦子名義だけど、下ネタの多さとギャグの切れはうさくん名義のテンションに近い気がする。

  • 大事な友人がプレゼントしてくれた本。オールカラーで面白く、癒された。
    遅筆でもいい。続刊待ってます。

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