でぃす×こみ (3) (ビッグコミックススペシャル)

  • 小学館
3.59
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本棚登録 : 254
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091897763

作品紹介・あらすじ

兄と妹の二人三脚凸凹漫画道、完結!

デビューから約1年、ついに初単行本の発売が決まったかおる。
単行本作業を進めるなかで、『でぃす×こみ』の原稿だけ修正しないかおるを
手伝いにきた蘭丸や担当の八反田は疑問に思うが・・・・・・?

初単行本、高校3年生の夏休み、そして連載コンペ。
激動のなかで迎える兄弟二人三脚漫画家の結末は
笑い? 感動? それとも・・・・・・

【編集担当からのおすすめ情報】
ゆうきまさみがBLに取り組んだ今作!
新境地であることはもちろんですが、
毎回、冒頭BL漫画を着色する豪華ゲスト作家が本当にスペシャル!
最終巻のゲスト陣もお見逃しなく!!

感想・レビュー・書評

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  • うーん、なんとなく不完全燃焼?もっとほかの終わり方なかったのかなー。そもそも、原案兄にして共著として作品を発表すれば、悩むこともなかったのでは・・と思ったり(もちろん、それではお話としておもしろくないだろうけど)。最終的に「でぃす×こみ」を連載で描くことになったのは、かおるにとって、マンガ家として、いいこととは思えないのですが。なんかもやっとしました。

  • そうかー、こう終わることになったか。正直、もうちょい厳しめにひねってもよかったかなと思うけれど、ゆうきさんらしい優しさでもありました(^^)。

  • ゆうきまさみ大先生、まさかのBL!?

    昔からいろんなジャンルに手を出される方ではありましたが、この引き出しには正直びっくりしました。去年読んだ「白暮のクロニクル」との落差がすごいすごい(笑)。

    でもいざ本を開くと、やっぱりこれも王道のゆうき作品で、明確にキャラ立ちした登場人物、テンポの良いセリフの掛け合い、散りばめられたギャグセンス、どこをとっても面白い。このゆるい感じ、どこかあの「究極超人あ~る」を彷彿とさせるところがあって安らぎさえ覚えました。BLなのに(でもそこ大事じゃない)。

    惜しむらくは単行本わずか3巻で終了してしまった点で、まだまだ引き延ばせそうな感じはあったのに勿体ない事この上ないです。が、「まだ読みたい!」と思えるうちに大団円で終える事ができたのも、ある意味作品にとっては幸せなのかもしれません。

  •  不本意なデビューの仕方をした新人漫画家の成長譚。
     BL要素に焦点を当てた紹介が多く観られるが、BL作家の作品であり、この漫画自体にBL要素は無いわけで・・・主人公も女子高生だし。
     完結巻。

     主人公の成長譚として考えると、一つの正しい形なんだろうけれど・・・。
     主人公の成長譚だけに絞ると、才能が有りながら次第に妹への助言を減らしていき、独り立ちさせる兄の存在は正しいと思うけれど…。
     もう少し現実的に「兄」にスポットが当たる展開も面白くあったように思わないでもない。
     そんなスピンオフの構想もあっての敢えてかもしれないが。
     感想サイトを軽く読むと、結構「兄」の境遇に触れた感想も多く、大なり小なりに同様な感想持ってられる方多いんだなぁと。

  • コミック

  • 結局パニックになってバラしてしまいましたとさ.ゆうきまさみもBLはいっぱいいっばいだったんかな?

  • 面白かった。ゲストカラーも素敵。ついに完結。

  • デビュー作を兄が描いたってこと、まさかの展開で自分で告白。ここ笑うとこですよー、て確かにすごい瞬発力。やれること、やりたいこと、好きなこと、混ぜ込んで悩んで悩んで物語が立ち上がる瞬間を垣間見れるような面白さ。

  • ゆうきまさみさんの描く漫画家の職業もの漫画の最終巻。

    若干、迷走している気がしてどうなるのかなあと思っていましたが、やっぱり終わっちゃいましたね。
    先が見えてこない漫画は短命ですね。

  • 二巻読んだっけ?どうだっけ…。
    毎回カラーが挟まってますけど、このカラーをいろんな漫画家さんが担当してて、これが超おもしろいですよね。本当にそれぞれ全然違う。カラーに引っ張られて絵まで違って見えるから本当に不思議で面白いです。
    そして完結ですねー。まあさらっとした感じの話ではありますけどゆうきせんせのギャグセンスはわりと好きなので、面白かったです。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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