吉祥天女 (1) (小学館文庫)

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著者 : 吉田秋生
  • 小学館 (1995年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910066

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吉祥天女 (1) (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 女はね、血なんてこわくないのよ
    だって毎月血を流すんですもの

    この台詞にがーんと来た。

    女に生まれただけでいやでも背負ってしまうものがこの世には確かにあるみたいだ。
    私は小夜子のように美しくないので背負うものは多分少なくて済んだのだけど。

    こわくてくらくてきれいでなんども読み返してしまう漫画だ。吉田秋生の漫画はすごいや。

  • 吉田秋生作品が好きな人にはもちろんのこと、ミステリー要素もあるので、そうではない人にもお勧めです
    やっぱり、この人は人物の心理描写が細やかで好きだな。

  • 「femme fatale」とも表現できる不思議な雰囲気を漂わせた高校生の少女、叶小夜子を巡り運命が狂っていく人々を容赦なく描き出す吉田秋生の異色作。

    上巻は小夜子を巡る様々な伏線が描かれ、悲劇的な結末が暗示されるところまで。

  • 図書館借り
    読了

  • 小夜子の美しさと強さに憧れる。
    女の強さと弱さ、執念が描かれた作品。

  • 絵はシンプルで背景ほぼなし。しかし止まらなくなるミステリーの魅力

  • 読み始めたら止まらなかった。
    深夜1時くらいまで
    文庫1、2読んでたよ。
    2年ぶりくらいかな、たぶん。

    すごいよ〜
    少し忘れてたから
    ハラハラドキドキしながら
    読んだ。

    漫画ってすごい…!

  • まさしくバナ魚の女版主人公・小夜子。

    アッシュの場合は男でも女でもないような孤高のカリスマ性を放っていましたが、
    女となっては凄みがまた変わりますね。というか、エグい。笑

    香山リカさんのエッセイに思わずふむふむ。
    上下巻読み終わってから、ぜひ一読してほしいです。

  • さえこ怖ぇーーーーーーーーーーーーーーーー
    あんな高校生いないww

  • 「女」って恐ろしい。。。

  • お気に入りです。何度も読んでいるけれど、まだ全ての謎に対して解釈が完了したわけではない。絶世の美女、和風伝奇の香りと、女性性の凄絶さ。

  • 女にぞっとする漫画。小さいころ読んだから、昔は女の人が怖くてしょうがなかった。
    今では自分が女だなあと思う。

  • 少女マンガの名作の1つとされている作品で、
    前から気になっていたのですが・・
    すごく重たいお話ですね。
    連載していた年代を考えると
    よく、これ最後までやりきったなあと思う。
    ここに出てくる小夜子という女性は
    陳腐ないい方をすると魔性の女なんだけど、
    ただ怖いとかひどいとかって以外のものを
    読み進めていくうちに、彼女に感じてしまって、
    いつのまにか彼女の目線で話を追っているような
    感じになる。
    タイトルは「吉祥天女」ですが
    これは、ファンタジーでもなんでもない、
    非常にリアルなドラマ。
    10代による殺人が、たびたび報道される
    最近の世相をある意味先どりしているともいえる。

    しかし、夜寝る前に読んでた時は、やっぱりちょっと怖かった

  • 上巻
    能とかなんとかそんな話なのかなと勝手に拍子で判断していたのですが
    セクシャリティに関わる
    現代ものでした

    小夜子って名前、
    それだけでなんだか冷たい美人って感じですよね
    小夜子さんにはなんだか申し訳ないですが
    六番目の小夜子ってこのまんがとなにか関係性があるのでしょうか

  • 家柄とか血筋とか、そういう古のものに縛られている家系は実際に存在すると思う。
    私は、念や呪詛を信じる質だ。

    天人女房伝説、いわゆる羽衣伝説の末裔にあたる一族に生まれた美しい少女の周りで起こる出来事がお話。

    美しさには影があり、代償がある。

  • 1,2巻を一気に読んで境目がわからなくなったので2巻のほうにまとめてレビュー書きます(・∀・)

  • 『女』であること、にそもそも違和感があったし、未だにある。
    思春期に感じた「女の欠陥品」という意識も、心の中にあり続けている。

    男社会で生きていく、不器用な女性たちにとって、叶小夜子は英雄なのだと思う。英雄、の女性版にあたる言葉が見当たらないが。烈女とは違うのだ。そしてヒロインでもない。

    受け入れようと、受け入れてなかろうかろうと、自分が女であることは変わらない。そして生きていかなきゃいけない。
    時折彼女の生き方に勇気をもらう。
    毅然と、自分の道を歩けるように。

    叶小夜子は私にとって、男性でいうところの「あしたのジョー」的な存在なのかもしれない。

  • 自分が「女」であることに嫌悪感をもったのは
    小学生の時だった。

    それまで同じ生き物だと思っていた人間が
    「男」だということに気付いたのである。
    そして、わたしは「女」だということにも。

    女である、というだけで
    不当な扱いを受けることを経験したわたしが抱いた
    「男の子になりたい」という願いと男の子に対する不快感。
    相反する感情の中で、わたしはどうすれば良いのかわからず
    「性」そのものに対してがむしゃらに反発するしかなかった。

    女は/男はこうあるべき、というはだれが決めたのだろう。
    何故女性は男性より力が弱いようにできているのだろう。

    ジェンダーの問題は考え始めればきりがなく、終わりなどみえない。
    フェミニストがどんなにジェンダーフリーを叫ぼうが、
    男と女が生物学的に異なった生き物である限り、
    わたしはそもそもの問題の立て方自体が誤っている気がしてならない。

    答などはどこにもない。
    わたしはわたしの「性」を受け止め、その上で不当な扱いには
    異を唱えながら真摯に生きていくしかないのだ。

  • 女というものの業の深さをつきつけられる。
    思春期の頃なら、怖くて嫌悪して絶対に手に取らなかっただろう。
    社会人になってから、縁あって読んだ。
    結局、手放してしまったけれど。
    読んで良かったと思っている。

  • 先日、恩田陸の『六番目の小夜子』を読み、この作品に似ているなと思って、久しぶりに文庫版を読み返しました。
    そうしたら、まずヒロインの名前が同じ小夜子だったので、びっくり。
    加えて、小夜子が謎めいた絶世の美女である点、転校してきて謎の中心となる点、すこぶる頭がよくて気も強くて物怖じしない点など、あまりに共通点が多すぎて、驚きました。

    マンガも好きだという恩田氏なので、この作品も読んだと思って間違いないでしょう。
    オマージュというにはあまりにも共通項が多いように思います。

    話の展開はまるで違うため、盗作云々という話ではありませんが、多少変更を加えることは簡単なことなのに、なぜヒロインの名前までも同じにしたのでしょう。
    イメージを動かしたくなかったのでしょうか。

    話をこの作品に戻すと、十代の頃に読んだ時には、とても不気味で恐ろしく感じたため、それからずっと読み直していませんでした。
    特に小夜子の、「女は血なんて怖くないのよ・・・」というセリフがとても強烈で、今でも時折思い起こすほどです。

    でも、読み直してみると、呪われた魔力を操るように思えた小夜子は、普通の女子高生で、同情心さえ芽生えました。
    簡単に言ってしまえば、美しい女性に次々に身を滅ぼしていく男性達の話です。
    男性達の中心にいるヒロインは、魔性の女とされますが、彼女にもきちんと言い分はあり、むしろ世の女性の弱さやつらさを代弁してくれていました。

    少女マンガではなく、男性コミック誌に掲載していれば、(なるほど)と納得した男性読者の女性への対応が変わったのではないかと思います。

  • 怖いというか小夜子のどこまでが計画的なのか、彼女には何か不思議な力があるように思える不思議さ・・・そういうのが独特の雰囲気の世界を作り出しています。

  • 小夜子が妖艶でかっこよくてとても哀しい女だったのにぐっときた。
    絵も日本的な美しさがある。

  • 何度読んでもモヤモヤとした気持ちになりますが、大好きです。小夜子が、かなしい。男と女って、こうも違う生き物なのかーなどと思ってしまう。

  • 何となくまた読みたくなってブックオフで衝動買い。

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