夢みる頃をすぎても (小学館文庫)

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著者 : 吉田秋生
  • 小学館 (1995年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910080

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夢みる頃をすぎても (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 杉本さんの『Birthday』と同じ感触の吉田秋生さん『ジュリエットの海』も凄く好き…最近はハッピーエンドが基本なBLだが、この頃は(同性愛と言う手前)結ばれない気持ちをこうやって昇華していた、と言う作品が結構あった。片一方が死ぬ事でその感情を永遠に「閉じ込める」と言うような…。最近は性的な発情を合図みたいな言葉で出してしまうが、この作品ではなんでそうなるのか本人にも解らないままに哲郎が透に対して「欲情してしまった」と言っている。

  • どこがいいのか説明するのは難しいけど好き。まず題名が素敵。

  • 昔を思い出して泣いてください

  • 差し延べられた手のあまりの細さに驚いてしまう。

  • 鎌倉などを舞台とした作品です。

  • ジュリエットの海が好きです。吉田さんは短編も長編も巧い。

  • 吉田作品の中でもとても好きな作品。大人になったけれど、成熟してはいない、微妙な状態の登場人物たちの描写が秀逸。

  • 女の子的。
    重たい風船を持った天使なんだもんね。

    「あの子、あんな高いヒールを履くようになったのよ」だとか、
    「いきなりフルコースなんてありだと思う?!」とか。
    その手の会話。

    したことあるけど。

    むしろ何で、最近はそういう話してないんだろうか、私。

    (あ、でも「・・・つらいわね、あなたも。」とかいう台詞はけないわ。なんか。)

  • 受験ノイローゼで進学校をドロップアウトした猿渡基が転校先でお気楽に生きる奇人たちに出会う。

    言うまでもないことだが、吉田秋生さんは青年期の内面描写が上手い。本当に達者。
    特にこのマンガだとポエムめいた独白が素敵。
    もうね、横恋慕の痛みとかね、きますよ。きちゃいますよ。本当、相手の恋人が嫌な奴なわけでもないから憎むわけにもいかないしね。どないせ言うねんてね。

    …あ、いや、ちょっと昔のこと思い出しただけっす。ちょっと酒飲みたくなっちゃっただけっす。

    そういえば、ラリー・カールトンを知ったのはこのマンガだったなぁ。

  • 吉田さんの初期作品のなかでもこれが一番すき

  • 青春白書

    ラストの空がいろんな気持ちの
    続きにつながっているみたい。

  • ものすごくキラキラしてます。
    モラトリアムってこういうことを言うのな…

  • この時代の作品が一番好きかも。

  • 男の心理を実にうまくつかんでいる。

  • どうしてそんなに男の子の気持ちがわかるんですか?

  • 吉田秋生のまんが。絵柄も言葉遣いもむかしのものになってしまったけれども、今でも素晴らしい一冊。高校から大学受験、そして卒業を迎えるころの仲間たちのはなし。仲間でワイワイやりながら朝を迎えたあの日。恋をしたり横恋慕したり喧嘩したりしたあの日。受験のプレッシャーにどうにかなりそうだったあの日。あーもうもどれないあのころ。なんでこんなにさらっと描けるのかしら。傑作。

  • 文庫本:全1巻

  • 名作青春群像漫画。

  • 長篇に入る前に短篇を一通り。ということで。ハッとさせられるような場面が随所にあって、それはもうただただ感嘆するしかないです。最後のスポーツもの二篇で新たな一面が見えた気がする。やっぱりこの人、男なんじゃないだろうか。なんでこんなに男がわかるのだろうか?信じられないよ。。ロマンチスト。(06/2/9)

  • 服装や貞操観念に古臭さは感じても、センスは新しい!男女の青春ものもやっぱりいいなあと思える作品

  • 「どうすれば自分の哀しみをそんなやさしさに変えてしまうことができるんだろう」(149p)
    一昔前の青春群像劇。登場人物の髪型がまず昔!言葉が昔!でも、やってることや考えてることはおんなじ。そんな感じの大学生生活。
    女の子がとてもかわいいと思います。心が、かわいらしい。

  • 文庫版の表紙の写真はアラーキー。

  • ガラスの靴で踏むステップ 漫画自体初心者で、この漫画は友達に勧められて購入しました。

    最初に感じたのはとても切ない感覚です。友人や、家族などのありがちな日常を描いているのですが、それがとても繊細に描かれているのでびっくりしました。この本はいくつかの短編集からなるオムニバス形式です。私がもっとも心を打たれたのは、文庫のタイトルにもなっている「夢みる頃をすぎても」という短編のラストの場面で、ガラスの靴を履き好きな人とステップを踊りたいという漠然とした理想を語るところです。そこで、主人公はこうも思います。「みんなガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいる」(p.197)みんな、あやういステップを踏んでいる。私たちも一回限りのかけがえのない人生を、取り返しのつかない時間の中で日々、ガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。流行りの歌で、つないだ手を離したくないという表現がよく見られますが、これは、つないだ手を離すと相手がどこかに行ってしまうかもしれない。どこにも行ってもらいたくない。この時間が永遠に続いてほしいという気持ちの表現でしょう。しかし、時間は流れ、現実は変わる。その変わりゆく現実の時間の中で、私たちはガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。。

    いつになったら、美しく踊ることができるのでしょうか(^^;)。

  • 「河よりも長くゆるやかに」と並ぶ、吉田秋生の‘若さ‘と‘現実‘を描いた物語。
    こちらは共学。大学受験から大学生に至るまで、です。青春の色あせないきらめきや苦悩がが描かれています。思春期の若者は美しいですね。傷ついても明るく、前をむいていく姿には、なんだか懐かしさを覚えることでしょう。

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