- Amazon.co.jp ・マンガ (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091910080
感想・レビュー・書評
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文庫本:全1巻
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名作青春群像漫画。
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長篇に入る前に短篇を一通り。ということで。ハッとさせられるような場面が随所にあって、それはもうただただ感嘆するしかないです。最後のスポーツもの二篇で新たな一面が見えた気がする。やっぱりこの人、男なんじゃないだろうか。なんでこんなに男がわかるのだろうか?信じられないよ。。ロマンチスト。(06/2/9)
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服装や貞操観念に古臭さは感じても、センスは新しい!男女の青春ものもやっぱりいいなあと思える作品
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「どうすれば自分の哀しみをそんなやさしさに変えてしまうことができるんだろう」(149p)
一昔前の青春群像劇。登場人物の髪型がまず昔!言葉が昔!でも、やってることや考えてることはおんなじ。そんな感じの大学生生活。
女の子がとてもかわいいと思います。心が、かわいらしい。 -
文庫版の表紙の写真はアラーキー。
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ガラスの靴で踏むステップ 漫画自体初心者で、この漫画は友達に勧められて購入しました。
最初に感じたのはとても切ない感覚です。友人や、家族などのありがちな日常を描いているのですが、それがとても繊細に描かれているのでびっくりしました。この本はいくつかの短編集からなるオムニバス形式です。私がもっとも心を打たれたのは、文庫のタイトルにもなっている「夢みる頃をすぎても」という短編のラストの場面で、ガラスの靴を履き好きな人とステップを踊りたいという漠然とした理想を語るところです。そこで、主人公はこうも思います。「みんなガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいる」(p.197)みんな、あやういステップを踏んでいる。私たちも一回限りのかけがえのない人生を、取り返しのつかない時間の中で日々、ガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。流行りの歌で、つないだ手を離したくないという表現がよく見られますが、これは、つないだ手を離すと相手がどこかに行ってしまうかもしれない。どこにも行ってもらいたくない。この時間が永遠に続いてほしいという気持ちの表現でしょう。しかし、時間は流れ、現実は変わる。その変わりゆく現実の時間の中で、私たちはガラスの靴をはきあやういステップを踏んでいるのでしょう。。
いつになったら、美しく踊ることができるのでしょうか(^^;)。
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「河よりも長くゆるやかに」と並ぶ、吉田秋生の‘若さ‘と‘現実‘を描いた物語。
こちらは共学。大学受験から大学生に至るまで、です。青春の色あせないきらめきや苦悩がが描かれています。思春期の若者は美しいですね。傷ついても明るく、前をむいていく姿には、なんだか懐かしさを覚えることでしょう。 -
学生の頃のなつかしい記憶が蘇ってきますこれも良い作品です