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みんなの感想・レビュー・書評
宇宙という広い世界の話、何年にもわたる人間の話、それぞれの登場人物個人の話、どれも良い感じに深くて考えさせられて、希望が持てたり切なかったり。
最後は希望があるような感じだけど、エルグのことを思うと切なくなる話だった。
少女漫画の域も時間をも超える名作。名作は何十年経っても色褪せない。文庫持ってるけど、大きい絵でも見たい。
SFと女性性を美しく描き出した作品。
宇宙は女性的。
たくさんの自分の好きなSF作家がこの作品の影響を受けているだろうということを感じた。
これが「少女コミック」に連載されていたということも、また時代なんだと感じる。
女性の持つ力、男性には解らない神秘。
だけど、男性から見ないと解らない力や、男性にこそ神秘に感じられる部分もあるのだろう。
萩尾望都、だいすきで、一番を選ぶならトーマの心臓か迷うんだけど、この本。
白い髪に赤い目。星が格好よくて、火星人たちの設定もすごく魅力的で……、少年たちを書かせてもすごい人だけど、この人の魅力はやっぱりSFだと思う。
これまで不思議なことに読んでなかった。
ようやく、です。
白い髪に赤い瞳の少女星(せい)は、忌むべき能力者を産み出すゆえに排斥された故郷、火星を想い続けてきた。
ある夜謎の青年エルグと出会ったときから運命が動き始める。
最後の、エルグの悲痛でせつない呼びかけが印象的でした。
(2005年09月19日読了)
火星を夢見る少女レッド・星。
火星人の持つ火星への適応とESPを恐れる地球人は火星人を排除しようとする。
異星人同士の消えぬ戦いとひそやかに生まれる新しい命。
エルグと星の恋がいつの日か成就せんことを。
これはー、なんかすごかった。
世界観というかスケールというか、
そういうのはすごく大きいんだけれど
(だって惑星が爆発したり誕生したりするのよ!)
主人公(火星人の女の子)の想いとかっていう小さな部分も
とても大切にされていて、
その大きさと小ささが複雑に絡み合ってる感じが
よく分からないんだけれど、でもそれがとてもよかった。
(何言ってるか分からんね!笑)
とにかくちょっとこれは読んでいただきたい。
そして私ももう一度じっくり読みたい。
途中からどんどんスケールが大きくなっていって、
惹きこまれました…!
エルグに抱かれた星に生命が芽吹いて、
その星が幸せになればいい。
いつか、その星にセイが降り立つことがあればいい。
そんな未来を夢想し、祈りたくなる作品でした。
これはちゃんと読んだのは初めて。
重要キャラがあっさり途中退場してったりして、キャラに思い入れ持って読むとツライ(笑)
そしてなんだかんだ言ってラストの結末に萌えてしまう自分が憎い。なんかすっごいヘッセキャラっぽいよね・・・。
たしかコレか「11人いる!」があっしの初の萩尾体験…
なんかこの作品って続き描けそうな感じで終わるじゃない?
読みたいなー、続き
続かないんだよね?
コスモ、時間、エスパー、生命・・・。
全てがギュッと凝縮して存在する、まさに1冊のコスモゾーン。
火星に帰る日を心待ちにする火星人と、
故郷を失ったエイリアンの 凛とした果てしない恋物語。
約30年ぶりに再読。モトワールドにどっぷりつかりました。今読んでもこの物語が持つスケールの大きさに感嘆してしまいます。
太陽系第4惑星・火星。赤い風の吹く星。
23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。レッド・星(せい)。
火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。
しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。火星と火星人の呪われた運命を救うため、
銀河系の中心で少女が見たものは……。
萩尾望都はまったくたいしたSF作家だと思う。
古い作品だけどまったく色あせない、今の時代読んでも
面白いSF。
‘きみを独り占めし
数千年の孤独を すべてうめたかった’
異端とか異質とか異形とか、そういうものの「哀しみ」を描くのが、凄まじく上手いと思うのです

火星人=ホイミスライムのようなもの、と大部分の人が考えていると思いこんでいたので、衝撃的だった。発想もすばらしいし、料理の仕方もすごくわくわくする。やっぱりモーさまのSFはいいな。





