スター・レッド (小学館文庫)

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著者 : 萩尾望都
  • 小学館 (1995年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (533ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910127

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スター・レッド (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 萩尾望都のSFは、入り口が「11人いる!」だったが、光瀬龍原作の「百億の昼千億の夜」に夢中になったものだ。このスター・レッドは、今回初めて読んだのだが、初めてなのに懐かしい気がしたのは、以前に読んだ萩尾SF作品と通じるところが多いからなのだと思う。

    どうやら、自分は、萩尾SFの中ではスター・レッドを飛ばして銀の三角あたりにまた読み出したようだ。いったい何故この時期の萩尾漫画が抜けていたのかな。

  • SFと女性性を美しく描き出した作品。
    宇宙は女性的。
    たくさんの自分の好きなSF作家がこの作品の影響を受けているだろうということを感じた。
    これが「少女コミック」に連載されていたということも、また時代なんだと感じる。
    女性の持つ力、男性には解らない神秘。
    だけど、男性から見ないと解らない力や、男性にこそ神秘に感じられる部分もあるのだろう。

  • 今年の秋に「萩尾望都SF原画展」があると知り、今から楽しみでならない。告知記事に使われていた絵が「スターレッド」で、これはもう久々に読まなければと引っ張り出してきた。

    もう何と言ったらいいか、すっかり没入してしまう。何回読んでもラストの素晴らしさに胸打たれる。こんなに悲しく切なく、しかも希望のある閉じ方が他にあるだろうか。原画でセイを見られるのが待ち遠しい。

  • 中学生のとき、友達が貸してくれたので読み、
    長~い時を経て、別の友達がまた貸してくれたので再読した。
    未確認だが、もしかすると母が購入していて、今頃実家にあるかもしれない。
    スケールの大きなSFだけど、
    時空間を巻き込む巨大な流れよりも、
    結局はちっぽけな人間の心の問題が肝心なのだと考えさせられた。
    ラバーバのセリフ「わたしの妻をですか?」で、お茶噴いたけど(笑)
    ラストも切なくて好きだなぁ。

    ……ところで、ジャンルが「本」になっていたので
    運営さんに連絡して「マンガ」に変更してもらいましたよ。

  • 火星を舞台に繰り広げられる大作です。
    主人公の星が凛々しくて素敵です。

    個人的にはこのころの絵が好きです。

  • いまさらではあるが、やはり。
    萩尾望都おそるべし。

  • 萩尾さんの長編の主人公で、彼女以上にかわいそうな人はいないよ…。と何度読んでも憐れに思ってしまうのです。僭越ながら。

  • 読み返すたびに圧倒される。思えば火星ものには惹かれてたくさん読んできた。『火星のプリンセス』から『火星の人』まで。多くの作品で描かれる「失われた火星」への郷愁が、故郷や子供時代を偲ぶ気持ちに重なるのかな。それでいうと、この作品はあまりにもそれに満ち満ちていて、つらいくらいだ。
    ところで『レッド・マーズ』の続編はいつ出るねん。10年以上待っとるけど、ていうか、出るんかい。

  • 壮大すぎて頭がついていけなかったな^^;

  • 故郷を求めるもその背景や未来に待ち受ける崩壊を知る星(セイ)。
    面白いと思ったのは地球人と火星人という対立だけでなく異星人のエルグやゼスヌセル人を物語に盛り込んだこと。超能力の発展そして崩壊の未来により深みが出た。
    エルグの何千年もの孤独を思うと切ない。星とエルグのシーンには惹きつけられるものが多い。それはやはりエルグが初めて見つけた心の故郷だからだろうか。「存在して(略)きみに出会った」という台詞は彼のこれまでを思うと本当に沁みる。

  • ストレートにSF。「銀の三角」「半神」を読んだあとだったので、どんな変化球がくるのかと身構えていたらそのまま最後まで読み終えた。あちらが衝撃過ぎたか。

  • かれこれ何十年前だろうか
    モトちゃんのSFが好き

  • 超能力をこういう風に扱う作品を、私は見たことがない。
    圧倒的な力。進化の力。特別な力。畏怖すべき力。こういうのがよくある扱いだと思う。
    畏怖すべき力、という点ではこの作品もそういう扱いをしているが、「何に畏怖しているか」が異なる。この作品において、畏怖している先・・・これは萩尾望都ならではの着眼点だと感じる。

  • 図書館の寄贈漫画。萩尾SFが好きだ、と再確認。

  • これが日本のスターウォーズや!!!なんて

    エルグ…

  • 萩尾作品で個人的ナンバーワン

  • 文句なしに面白い。30年以上前に初めて読んだ時は、ラストに物足りなさを覚えたが、今回読み直して納得できた。

  • 久しぶりに萩尾望都作品を手に取りました。
    懐かしい感じと、まったく古くならない素晴らしさ。
    やっぱりこの人は天才だなと感じました。
    最初に読んだ時から三十年以上の時がたちましたが、
    ポーの一族、また読んでみようかなぁ。

  • 星の白髪、赤い目の描写に心を奪われて、読み始めました。
    でも、ESPが人間の退化だというのはすごくびっくりな解釈と思って、考えさせられました。

    なんと言っても、エルグが切なくて、切なくて…。同時にとても、とても、美しくて。。。
    最後の星を想いながら角を砕くところは、本当に、本当に、泣けてきてしまいます。
    星!はやく成長して、エルグを迎えに行ってあげて~!(´;ω;`)わーん!!!

  • セイかっこいいな~人間の時の方が好きだな

  • エルグが角を折るシーンの美しさが忘れられない。男の子だったのに妊婦になっちゃうヨダカが好きでした。

  • 何度も読んだ私のバイブル。

  •  初めて読んだのが小学生のころ。
     この前読んだマージナルが思ったより
     切なかったから、スター・レッドも
     そろそろいけるかもと思ったら…
     切なさの意味合いが違った。

     不死身の彼はきっと狂うことを
     選ぶだろうけれど、
     15年経ったら、きっと星が迎えに
     来てくれるよ。
     みんなが話してくれるよ。
     彼のことを。
     そして、死の星から連れ出して、
     2人で暮らせばいいじゃないか!

     勝手な妄想。

  • 35年くらい前の本じゃないかしら・・・。

    あの時代にこの完成度。 素晴らしい舞台背景・・。 秩序の中に切なさが垣間見えて・・。  「少女漫画」の枠を超えた、わたしの中の金字塔です。

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