トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

著者 :
  • 小学館 (1995年8月10日発売)
4.07
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本棚登録 : 4707
感想 : 541
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910134

感想・レビュー・書評

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  • 古本屋でたまたま出会えて購入。

    自分で鎖をつけてしまう人間たち。
    他人は割と優しい。
    みんな動機はだれかのためだったりするよね。

    昔のblはなんだか、天上界の天使たちの話のようだった。
    たまに呼んで天上界に戻りたい感じ。
    雰囲気が美しくて。ピュア。でした!

  • すごいものを読んだって衝撃

  • オスカー

  • 再読。初読時は正直ピンとこなかったけれど、今は何故か刺さりまくった。(順番が逆だけど)恩田陸成分が多くて良い…

  • 美しいとしかいいようがない。

  • 小学生の頃読んだことがあって、先日森博嗣さんの小説を読んだ時に、こんな話だったかな?と思い図書館で借り読む
    あぁ、やっぱりこっちだなー、と思った
    小説より原作がいい

  • 中身について何も知らずに読み始めたところ、美少年たちが同性を愛する話で、ちょっと躊躇してしまいましたが、最後まで読んでみると深い話でした。少年たちの純粋な愛情が眩しかったです。

  • 何度目かの読み返しでようやく各人の行動のつながりがわかった。いままでは意味が解らず、もやもやしたままでいたのだけれど、数回の引っ越しで処分しなかったかいあって、ようやく。とても宗教的なはなしでした。

    少年たちが自分たちの愛情を100%よきものとして捧げあっているのが面映ゆいが、そこは少女漫画ということで。

    今回はオスカーやエーリクの肉親に対する思いにも感じ入るところがあった。萩尾望都の漫画に登場する親はたいていぎょっとするくらい自分勝手だけれど、本作では温かい気持ちになれる。

  • なんてこった!名作ってのは名作だからそう呼ばれるんだね。ユーリ、トーマ、オスカー、エーリク、全ての事情と感情が入り乱れて美しくまとまっています。

  • 2010年4月3日読了。
    トーマとユーリとオスカーとエーリク。そうそう、こんな話だった。
    以前読んだことは記憶にある。魅力的な少年たちの物語。細かいことはすっかり忘れてた。
    また読み直して、いろいろ思い出した。オスカーって案外良い子。ユーリは几帳面な優等生だけど心の傷を隠している。誰にも知られまいとしているからこういう態度というのはわかるけどちょっと苦手だ。エーリクは天真爛漫で良い子。トーマも皆に好かれてた良い子だったんだろうな。

    さて主要人物以外シリーズ。みんな素敵なのですが、バッカスがかなりイイわ。昔っからこういう脇役趣味だったんですけどね。
    ちなみに竹宮恵子さんの「風と木の詩」では、パスカル。読んだ当時から好きで、何度読み直しても変わらなかった。どうしてもそういう方向なんですね。少年愛はやはりちょっと体質に合わないらしい。この話はとても面白く懐かしく読みましたが。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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