トーマの心臓 (1) (小学館文庫 はA 3)

著者 :
  • 小学館 (1995年8月10日発売)
4.07
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910134

感想・レビュー・書評

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  • 愛について

  • 美しい。
    しかし私にはトーマの純粋さが理解できなかった…
    なにも、死ぬことはないんじゃあないだろうか。

    時をおいてみれば見方が変わるかもしれない。
    また、読んでみたい。

  • この作品が世に出た頃、私はまだ小学生で、漫画誌など読ませてもらえなかった。タイトルだけ知っていたもののずっと未読だった作品。

    ここに描かれているのは、形ばかりのBLなどではない。
    ドイツ、寄宿舎、天使のように美しい少年達、どれをとっても日本の少女たちの日常とはかけ離れた、ファンタジー的異世界において、香りのようにたちのぼり、蒸留され純化される「愛」そのもののかたちである。

  • 無償の愛を描いた名作。
    とにかく美しい。
    何度読み返しても胸がいっぱいになる。

  • 「トーマの心臓」は以前読んだと思っていたけれど、今回読んでみて気がついた、読んだことなかった!いや、トーマじゃなくて「11月のギムナジウム」を読んだんだったんだ。

    なので、今回は初読で一気読みするという贅沢だった。よかったんだけど、「11月のギムナジウム」がまとまっていて無理がないのに対しこの作品はなんか青いなという感じがしてしまったので評価は4。

    なんか、エーリクのマザコンぶりが鼻についてしょうがなかったというのもある。私はやっぱりオスカーのファンだな~。

  • 素晴らしい。

  • ようやく読み終わりました。

    当初トーマはヤンデレだと思っていましたが全然違いました。ごめんなさい。

    この作品が今もなお読み継がれている理由が、ほんの少しですが分かりました。人間は醜いけど、それでも信じるに値する「何か」がある。それを純粋に信じられる彼等だから、このテーマが描けたのかなと思います。

    ユーリもトーマもエーリクもオスカーも、皆救われて良かったです。

  • トーマとエーリクの違いはユーリと話合ったかだと思うし、このお話の問題を解決するには皆幼すぎたと思う。

  • 上野の弥生美術館の企画展で、元祖BLのようにもてはやされていたと知ったので、よんでみた

    切実で重くて漫画とは思えない内容だったが、理解しきれなかった

  • 考えさせられるマンガだった。ボーイズラブ・ヨーロッパにおける差別の構図・愛するということと愛の変遷など深遠なテーマが作品内にちりばめられていた。一回読むだけでどっと疲れるけれど、その分とても読みごたえがあって頭をフル回転させられる。とてもよいマンガだった。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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