- Amazon.co.jp ・マンガ (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091910134
感想・レビュー・書評
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愛について
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美しい。
しかし私にはトーマの純粋さが理解できなかった…
なにも、死ぬことはないんじゃあないだろうか。
時をおいてみれば見方が変わるかもしれない。
また、読んでみたい。 -
この作品が世に出た頃、私はまだ小学生で、漫画誌など読ませてもらえなかった。タイトルだけ知っていたもののずっと未読だった作品。
ここに描かれているのは、形ばかりのBLなどではない。
ドイツ、寄宿舎、天使のように美しい少年達、どれをとっても日本の少女たちの日常とはかけ離れた、ファンタジー的異世界において、香りのようにたちのぼり、蒸留され純化される「愛」そのもののかたちである。 -
無償の愛を描いた名作。
とにかく美しい。
何度読み返しても胸がいっぱいになる。 -
「トーマの心臓」は以前読んだと思っていたけれど、今回読んでみて気がついた、読んだことなかった!いや、トーマじゃなくて「11月のギムナジウム」を読んだんだったんだ。
なので、今回は初読で一気読みするという贅沢だった。よかったんだけど、「11月のギムナジウム」がまとまっていて無理がないのに対しこの作品はなんか青いなという感じがしてしまったので評価は4。
なんか、エーリクのマザコンぶりが鼻についてしょうがなかったというのもある。私はやっぱりオスカーのファンだな~。 -
素晴らしい。
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ようやく読み終わりました。
当初トーマはヤンデレだと思っていましたが全然違いました。ごめんなさい。
この作品が今もなお読み継がれている理由が、ほんの少しですが分かりました。人間は醜いけど、それでも信じるに値する「何か」がある。それを純粋に信じられる彼等だから、このテーマが描けたのかなと思います。
ユーリもトーマもエーリクもオスカーも、皆救われて良かったです。 -
上野の弥生美術館の企画展で、元祖BLのようにもてはやされていたと知ったので、よんでみた
切実で重くて漫画とは思えない内容だったが、理解しきれなかった -
考えさせられるマンガだった。ボーイズラブ・ヨーロッパにおける差別の構図・愛するということと愛の変遷など深遠なテーマが作品内にちりばめられていた。一回読むだけでどっと疲れるけれど、その分とても読みごたえがあって頭をフル回転させられる。とてもよいマンガだった。