恐るべき子どもたち (小学館文庫)

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著者 : 萩尾望都
  • 小学館 (1997年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091910196

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恐るべき子どもたち (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 姉弟のこじれた兄弟愛を描いた一冊。
    姉は弟の気をひこうとやっきになり、弟は姉に当たり散らしたり自慢ばかりしてる。でもそういう行動を通して、お互いがお互いを保っている。
    そんな中2病をえんえんと引きずっている2人が、行き着くところまでいき、姉のふとした言動で、ずっと続くと思っていた夢のような世界はがらがら崩れていく。
    ありえない話なのに、どこかこういう度を超えた関係、やりとりに対する憧れみたいなものがあって、なんだか共感する。

  • 1冊で完結。
    わかりにくいところがあった。

  • ◆萩尾望都の描く繊細なポールに美少女エリザベート、そして黒髪のダンジュロス。もう、悪いわけがないよね。秩序を拒む混沌の愚かな愛とその破滅……うっとりです。◆岩波既読。続けて岩波・光文社新訳の読み比べに移ります。

  • 静かな狂気がこわい

  • コクトーの原作を読んだのはいつだったか....。
    理解できなかった描写や心情がよくわかった。
    さすがですとしか言いようがない.....。
    ただただ悲しいお話。
    悪者はひとりもいず、過剰すぎる感受性ゆえの悲劇的結末。
    シェルターという存在が迎えるひとつの結末のお話。
    ダルジュロスが大人になっても絶対的な存在として少しだけ登場したことに興奮した。ダルジュロスもこの兄弟と同じ出自に思えるからだ。

  • コクトーよりもこちらを先に読んでしまったのだけれど、コクトーの世界をここまで日本の少女マンガで表現できることの凄さが後になってわかりました。

  • 小説を読んで意味が分からなかったので、萩尾さんの漫画を読めば少しは分かるかと思って読んでみた。

    すごい分かりやすかった(笑)
    というか「こういう話だったのか!」と初めて話の全体像が見えた気がする。

    やるせない話でした。

  • 閉鎖空間で描かれる姉弟の物語。

  • コクトーの『恐るべき子どもたち』は何度読んだでしょうか。
    この漫画版は原作の雰囲気がとてもよく出ていて、萩尾望都さんという人は原作を相当読みこんだ上でこの漫画を描いたのだろうなあと思います。
    とくに残酷さや狂気は絵にされたことで益々冴え渡り、美しさを増しています。
    けれど、同時に原作の曖昧さは絵にされたことでどこか薄れてしまい、その良さが消えてしまったようにも感じられました。

  • 原作を読まねばとても読み込めない。
    ただ、この世界観は圧倒的なものがある。

  • ジャン・コクトーの「恐るべき子供たち」を漫画化。
    原作を読んでいないので内容については何も書かないでおきます。

    舞台を観ているかのような臨場感、空気感にのまれそうになりました。
    頭がどこかにトリップしてしまうような感覚。
    これは萩尾先生にしか出せないと思います。

  • コクトーと萩尾先生って組み合わせが最強。
    萩尾先生のおかげでダルジュロスの良さが分かった気がする。
    自分の価値観だけで生きてるってすごいと思う反面怖いなあ。

  • 残酷で美しい
    萩尾先生の絵以外考えられない

  • ジャン・コクトーの名作「恐るべき子供たち」を漫画化したもの。コクトーの小説の透明な空気感を言葉と絵で顕せる・・・この才能。
    小説嫌いな方でもコクトーの世界観を体験できる貴重な漫画。
    および、コクトーファンにも、ぜひ読んでほしい一冊。

  • 小説のような奥の深さ。

  • 081202(a 081220)
    081202(a 090226)

  • 子供の残酷さを描いた作品です。

  • 実は…サルトル、ランボー、コクトーが大好きの
    ひねくれたガキだったとゆー^q^
    コクトーの原作を読む前に読んでたので
    すごくイメージが沸きました^^
    オリジナルの世界観にも忠実で…詞のように美しい世界です^^*

  • コクトーの原作を読まなくても充分だろうと思わせる。ちぐはぐな和訳で読むくらいなら、これでいいんじゃないだろうか。原作に忠実ではなかったとしても。

  • 萩尾望都氏の漫画はほとんど好きだけど、その中でもダントツで好きな作品。

    同名小説「恐るべき子どもたち」(ジャン・コクトー)も読み、「恐るべき子どもたち」の世界観って素敵だと思った。


    子どもによる子どもの世界は、繊細で美しく、幻想的である。それは大人へと成長するにしたがって、いつしかどこかへおいていかなくてはいけない。けれど、子どもの世界を維持し、没頭し、無秩序の秩序を創り上げてしまう。その中で過ごし、成長していった彼らにとって、「死」もまたその一過なのであろう。


    悲劇だけど、悲劇で終わらない、どこか妖しく綺麗で、夢のような作品である。

  • 狂気めいたものが、裏で這うような恐ろしさ。原作を分かりやすく、萩尾さんの漫画でフレンチに仕上げたような感じ。

  • ジャン・コクトーの同名小説の漫画化。原作では三人称の部分を、モノローグにしていたり(「でも あれは ただの雪の玉じゃ ないんだ…… ダルジュロスの手にふれたら 雪の玉だって 九枚刃の ナイフより 危険なものになっちまう」のあたり)、ラストの混乱も、これしかないといった感じがして、原作よりもその世界を上手く表現していると思わせる。すごい。

  • 買った日:2006/05/19
    買った所:BOOK・OFF武蔵新城店
    値  段:\105

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