青頭巾 (小学館文庫―夢の碑)

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著者 : 木原敏江
  • 小学館 (1998年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912220

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青頭巾 (小学館文庫―夢の碑)の感想・レビュー・書評

  • これに収録されている「影に愛された男」が大好き。

  • 頃は平安時代。
    落ちぶれた貴族、秋篠は御家再興と出世のために、栄華を誇る平清盛の孫、照日の愛人となる。
    その後もその美貌を武器に、出世のため強かに立ち回る秋篠。
    やがて、秋篠の許婚、颯子と照日の間で秋篠をめぐる嫉妬と憎悪は高まり、さらに秋篠は照日の夫に捕らえられてしまう。

    桜に願をかけた美しい秋篠は、桜に愛され、桜に取り込まれてしまう。
    そして、とうとう桜の精となった秋篠。
    美しくも凄惨で幻想的なお話です。

    他に、
    打倒足利幕府の復讐の念に燃える南朝の皇子、紗王と物の怪の話(水面の月の皇子)
    竜田姫と行者の恋物語(読み人知らず)
    中世ヨーロッパを舞台にした、美しい貴族の兄弟の倒錯的なお話(封印雅歌)
    19世紀のプラハを舞台にしたホラー(影に愛された男)
    が収録されています。

  • 桜の花を美しくも怖ろしいと思う人にお薦め。
    「桜喰う鬼」秋篠誕生話が表題の青頭巾です。あ、こういっちゃ身も蓋もないけどホモもフツーに出てくるので注意。

  • 中世和風幻想奇譚。

  • 夢の碑シリーズ。『青頭巾』『水面の月の皇子』『読み人しらず』『封印雅歌』『影に愛された男』の5編を収録。『水面の〜』は、観阿弥・世阿弥の『夢幻花伝』と関連する作品。『夢幻花伝』を読んだ時はイケ好かない野郎だと思ってた紗王も、こっちを読むと切ない気持ちになるから、不思議。ごく短い短編なのに。この中では『読み人知らず』が一番好きです。いちばん軽く読めるからか(笑)上人が異形の姫を追っかける、ろまんちっく・コメディー。

  • 併録の影を失った男が好き。

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