ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)

  • 53人登録
  • 3.57評価
    • (5)
    • (6)
    • (17)
    • (0)
    • (0)
  • 4レビュー
著者 : 木原敏江
  • 小学館 (1998年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912275

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)の感想・レビュー・書評

  • 18世紀前半のヨーロッパを舞台にした貴族のお話。
    琥珀の瞳をもつ美しい乙女ベリシウ。
    いつも男の格好をして、自分よりも強い男でなければ愛をささやくことも許さぬという彼女の前に一人の男性が現れる。
    剣の立会いで初めてその男性-オルギールに破れたベリシウは彼に関心をもち、次第に惹かれていく。
    所が、オルギールには可愛い婚約者がいて、ベリシウは彼女を陥れ、二人の仲を引き裂く。
    その後、憎みあいながらもお互いに惹かれていくベリシウとオルギール。
    やがて二人を待ち受けていたのは逃れようのない悲劇だった-。

    ベリシウがオルギールの婚約者にした事を見て、ひどい・・・と思ったけれど、ベリシウも心に傷をもっていて・・・。
    そしてラスト。
    う~ん。
    女は怖い!
    と思わずにいられない。
    でも女をそこまでの鬼にするのは男なのだ!
    お話にも引き込まれましたが、木原敏江さんの美しく繊細な絵にうっとりしてしまいます。

    他に、日本の少女が主人公のラブストーリー、恐竜がいる地に不時着したヴィ&アングルのコメディタッチな話など全4編の短編集です。

  • 欧羅巴一大浪漫短篇集。

  • 男装の麗人っても、こちらはあまりに素直じゃなかったためにすれ違う愚かな男と女。読み進むに従い、女の一途さが愚かしくも可愛く思える。故にラストの、得たときには全てを喪失するという残酷さも一層深く突き刺さる。水底から湧き出る気泡のような、リズム感のあるネームが恐ろしくも儚く感じられ、秀逸。

全4件中 1 - 4件を表示

ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)を本棚に登録しているひと

ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)を本棚に「積読」で登録しているひと

ベルンシュタイン (小学館文庫―夢の碑)はこんな本です

ツイートする