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ポーの一族 (2) (小学館文庫)

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著者 : 萩尾望都
  • 小学館 (1998年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912527

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ポーの一族 (2) (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 続けて読んだ。

  • 文庫版第二巻は、「メリーベルと銀のばら」から始まる。これは、エドガーとメリーベルがポーの一族となるいきさつが描かれており、全体の中心作品と言えるだろう。シリーズ最長でもある。幼いエドガーがかわいいのよね。

    わたしとしては全篇中もしかして一番印象的かも、と思うコマがこの二巻にある。それは「エヴァンズの遺書」で、記憶を失いエヴァンズ伯爵の屋敷にいたエドガーを連れ戻しに来たメリーベルが、エドガーの記憶が戻ったことを知る場面。メリーベルの顔のみのほんの小さなコマなのだが、その眼の光り方のすごいこと。まさに異形の者。ごく普通のキラキラお目々とほとんど変わらない描き方なのに、こうまで違う印象を与えられるとは。マンガ表現の力に感じ入る。

  • 記憶喪失のエドガーをメリーベルが取り戻しに行く「エヴァンズの遺書」、オービンさんがいい味している「ホームズの帽子」もいいけど、何といってもこの巻は、兄妹が時を止めるに至った「メリーベルと銀のばら」が収録されているのだ。

  • なんの変哲もない話なのに、なぜこれほど印象に残るんだろう。あとがきの宮部みゆきさんの”永劫の時を放浪し続けるヴァンパイアという存在の正面から光をあて、「死の存在しないところに本当の生はあるのか」というもの悲しい問いを発しながら織り上げられる”ということなんだろうか。

  • 銀のばらからエヴァンスの遺書、ピカデリー7時はやっぱり変な感じ

  • 幾年経ってもうすやみや月光の、窓から入ってかき乱していく。

  • メリーベルと銀のばら/エヴァンズの遺書/ピカデリー7時/ホームズの帽子

    エドガーとメリーベルがまだ人間だった頃、彼らがなぜバンパネラになってしまったのかが明かされます。彼らが子孫に会う「エヴァンズの遺書」がとても好き。

  • この巻ではエドガーやメリーベルが人間だった頃の話が出てきて、とても新鮮!o(*^▽^*)o。1巻ではなんとなく現実感の無いメリーベルがイキイキと描かれていて良かった。
    でも、印象に残ったのは「ピカデリー7時」でした。
    時の谷間はるかなバラのふるさと・・・ポーの村に帰りたい・・・。
    この話で、ポーの村に帰ることができる可能性があるのだと知ることが、読者にとって、さらに彷徨するパンパネラの切なさを増す結果になった気がします。
    花嫁を育てながらポーの村を探したポリスター卿。切ないですね(゜ーÅ)。

  • どこまでもせつない。
    メリーベルが出てくるたびに、どうにかしあわせになってほしかったな、と思う。

  • 1巻に続けて2巻も一気読みしてしまった。3巻はもうちょっと大事に取っておこう。

    エドガーとメリーベルの子供の頃の話がやっぱりいい。何故エドガーたちがバンパネラになったのかのエピソードに、後のエドガーの心理的にバンパネラになりきれない根源があるんだよね。何度読んでもいい話だ。

  • 人間には戻れない自分に対する絶望と、無邪気な人間への羨望が生む厭世観。どうしようもなく切れない一族の結びつきに萌える。

  • 「春の夢」の前に再読してみた。
    うーむ。おー。やはり伝説。
    細かいコマでのエドガーの眼つきが素敵。

  • 驚異の伏線回収率

  • 2012年1月9日(月)、読了。

  •  時間軸が交差するので始めは時間軸の調整に悩むかも。読めば読むほど引き込まれていく世界、萩尾望都作品にはじめて触れた少女時代を思い出す。点画がすばらしい。

  • これを読むと、アン・ライスのインタビューウィズヴァンパイアの設定って日本でははるか前からあったんだなぁ、と。エドガーとアランの関係もまさにそのまま、レスタト(トム・クルーズ)とルイ(ブラッド・ピット)って感じ。
    昔の商事漫画って感じの絵はあまり好みではないけど、ストーリーが凝ってて面白かった。

  • 二巻目でようやく知らされる、エドガーの秘密(バンパネラになった経緯)
    二巻目で印象的だったのはオズワルドとユーシス。
    オズワルドの孫がのちのち登場するのでそれがまた楽しめる。

  • エドガーとメリーベルがバンパネラになるまでの経緯や、エドガーとメリーベルと血縁関係のあるオズワルドの話が中心の一冊。

    内容は本当に素晴らしい。
    妹を思うエドガーの心。
    エドガーを思いながらも恋をするメリーベル。
    母とメリーベルのどちらも好きで困るユーシス。
    そんなメリーベルとユーシスを見守るオズワルドとエドガー。

    オズワルドはエドガーに対して酷い誤解をしたことを後悔する。
    互いを思うが故の葛藤が描かれていて切ない。

    バンパネラとは悲しい生き物なのだ。
    なんて綺麗な話なのだろう。

    文庫の最後に宮部みゆきさんが書評をしているが全く同じ気持ちだ。
    萩尾望都さんに出会ったのが中学のときだったが、それ以来何度読み返しても新しい感動がある。
    萩尾望都さんは素晴らしい。
    こんな漫画家はいない。
    哀切漂い、美しく、うつろいながらも儚い少年の心を丁寧に描く。
    本当に萩尾望都さんを読まない人は損をしている。

    僕はそう断言しよう。

  • メリーベルと銀のばらの「みんなわたしをおいていった!」以降、最後のマドンナの言葉が素晴らしすぎますよね!

  • どの話も好きだったが、『メリーベルと銀のばら』かな。
    この巻はエヴァンズ家の過去から現在までの物語となっている。
    ところでポーの一族は最初、妹の本棚にあったのを読んでいたのだが、その後、自分でもコミックスを買って、さらに萩尾望都全集に入っていたのを持っていたような気がする。みんな無くなってしまって久しぶりに手に入れた文庫版だったが、やはりもう少し大きい版のほうがいいと思った。

  • ユーシスが大好きです。個人的に『ポーの一族』の中で一番好きかも知れない…。
    「メリーベルと銀のばら」の最後、オズワルドの回想のユーシスの笑顔に思わず泣いてしまいました…。

  • 『ポーの一族』に続いて『メリーベルと銀のバラ』の連載が始まった頃、現役少女だった私は、リアルタイムに別コミを買っていました。
    時系列通りに描かれない、このシリーズ。はまっちゃいました。人生変わった少女はたくさんいるはず^^

  • 読んだ日:2005
    買った日:2005
    買った所:文教堂書店
    値  段:\590

  • どの巻、どの話から読んでも楽しめます。

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