ローマへの道 (小学館文庫)

  • 255人登録
  • 3.63評価
    • (24)
    • (39)
    • (63)
    • (3)
    • (1)
  • 24レビュー
著者 : 萩尾望都
  • 小学館 (2000年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091912596

ローマへの道 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 高いプライドと野心に嫉妬心が加わり、哀れなほど空回りしているマリオ。育ての母の死をきっかけに打ち明けられた家族の秘密が、スランプへ入り口となりマリオを苦しめる。
    押さえられない衝動として恋人のラエラに手を上げるシーンが何度も出てきて、マリオのメンタルの弱さが執拗に描かれる。そうしてターニングポイントとなる「愛を学ばなかった」という台詞。
    満を持して登場したマリオの実母に驚いたのは私だけじゃないと思う。老人ホームにいるって言葉から、白髪の老婆かと思えばこざっぱりとした性格のオバサンで。
    実の母との再会で愛を知るって、育ての両親の存在ってなんだったんだろう。義両親だって愛情をもって接してきたのに、愛を知れなかったのは当たり前として受け取らなかったマリオ自身の問題なんじゃ?
    その家庭から愛を学べずラエラへの暴力に走ってしまったという結論のつけ方は納得できない。

    バレエ・コレクションと銘打たれ、バレエ作品のみを掲載したこの一冊ではロットバルトが好き。3作とも人間を丁寧に描いた作品でした。

  • 図書館の寄贈漫画。バレエのお話。あぁ、一回でいいからクラシックバレエを生で観たい…。

  • がっかりするマンガが多いので、望都さんに帰ればいいんだ。
    バレエ作品を描いていたとは。

  • 青い鳥の話が好きです

  • ダンサーたちのお話がいくつか収められている。
    どの話もキリッとしていてかっこいい。暗い話の内容なのに、かっこいいと思える芯の強さを感じたので、テーマは人の強さや弱さなのではないか?と考えさせられた。
    ダンスの知識や興味がなくても、読んでいるうちに物語にのめり込む力強さがあった。
    さすが漫画のお母さんの作品と思わずにはいられない良作。

  • ラエラいい子だ・・・青い鳥が印象的

  • バレエを題材にした短編集。
    表題作は主人公がローマに行く事で愛を取り戻す話。
    あとがき読んでから読み返したら、物語の深さや漫画の技巧に更に感動した。

  • おもーさまのバレエシリーズの中でも、親子の葛藤・トラウマを描いた作品。『感謝知らずの男』と世界がリンクしているのも嬉しい。愛を知るってこういうことなんだろう。

  • 萩尾さんの漫画どれも好きですが、バレエ漫画、ほんとに好きすぎて。表題の作品は、マリオという主人公のバレエ団での葛藤が描かれてます。厳しい世界ですね、バレエって・・・。共感とは違いますが、マリオの心が手に取るようにわかるというか、内面の描写が秀逸。何度でも読み返したい漫画です。

  • 愛するって難しいし、愛されてるって信じ続けるのも難しい。
    自分の内側と外側、どちらともうまく付き合っていかなきゃ生きてくのは難しい。
    人間ってすごく複雑なことをしている。

全24件中 1 - 10件を表示

萩尾望都の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

ローマへの道 (小学館文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ローマへの道 (小学館文庫)のコミック

ローマへの道 (小学館文庫)のKindle版

ツイートする