パーフェクト・ジェントルマン (小学館文庫)

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著者 : 波津彬子
  • 小学館 (2000年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091913319

パーフェクト・ジェントルマン (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何だか古き良き時代の短編映画でも味わっているようなほのぼの感が漂います。
    『女神さまと私』を読んでから、波津彬子さんの作品を読み出しましたが、読みごたえも面白さもあり、品が良く、後味がすっきりしているのがいいですね。

  • 母方が大金持ちだけれど、自身は自由を欲して家出を繰り返し、今はライターをしているコンラッドは当てにしていたお金が入らず、若き実業家・従兄弟のエイドリアンの元を訪ねる。そこに現われた父親を探す子供ピーター(メリザンド)によってスキャンダルが巻き起こったり。

    古きよきNY(そんなものがあったのかはさておき)を舞台に、おちゃめなおじいちゃん&おじさん、愛すべき人々と完璧な紳士、型破りな従兄弟とその娘のハートフルな物語。

  • 波津さんの本は二冊目かな。キレイな表紙とタイトルに惹かれ購入。読み味薄めでものたりない。古きよきアメリカの特に優しい部分の穏やかな空気は気持いい。ただこんなに優しくされていいのかなと思うくらい。

  • ソノラマコミック文庫版

  • 『パーフェクト・ジェントルマン』『光の庭・風の立つ影』『パラダイス・ゾーン』の3編を収録。<Br>
    表題作…ウィルフォード家の後継者エイドリアンと、その従兄弟でフリーライターのコンラッド。コンラッドのエイドリアンへの、コンプレックスや羨望の入り混じった感情を織り込みつつ、コンラッド自身の心の成長を描いたハートフル・ストーリー…かな。この人の作品ははじめて読んだけど、カラーの清冽な印象と違って中身はわりとユーモアある筆づかいだなぁと。ちょっと、人物の寸法が頭でっかち気味・・なところが気になるが。。

  • 20世紀初頭あたりのアメリカが舞台の、軽妙な感じの作品。

  • 『古き良きアメリカ』を舞台にした、ハートフル・コメディ・短編集(と、私は思っています)。

     表題作のパーフェクト・ジェントルマンは、ニューヨークが舞台。
     主人公ことコンラッド・ハードウィックはしがないライター。その上、母方の親戚、ウィルフォード財閥から自由欲しさに飛び出した放蕩息子。
     出来の良い従兄弟に金を借りようと帰ってみれば、身に覚えの無い隠し子騒動が起きる始末。
     酷く過保護な祖父と叔父、変わり者のプロデューサーにゴシップ記者の美人女性が、マンハッタンの名門クラブに集い、暖かな人間模様を織り成していく、心温まる作品。

     二作目、光の庭・風の立つ影は、うってかわってサスペンス調。
     有名小説家と同居していたリュウ・エドワーズが、ギャングの絡む事件に巻き込まれてゆく。
     私的には、良い意味でスタンダードな作品。面白いけど、ちょっと他ニ作に比べるとかすんじゃう気もしなくもない。

     三作目、パラダイス・ゾーン。この中では一番好きな作品。
     孤児でホストのジェラード・コーエン青年が、店へ借金を返す代わりに未亡人クラブへ貸し出され、おばあさま方のお相手をするという、コメディちっくな物語。
     しかも、役者経験のあるジェラードは、未亡人達の望むシチュエーションを演じるというのだから面白い。それぞれのおばあさま方が望むシチュエーションが、これまたなんともいえない可愛らしさがあったりもする。
     是非、ジェラードのストレートで歯の浮く台詞と、おばあちゃまの可愛さに注目していただきたい。

  • 8作品収録
    隠し子騒動の顛末はなぁんとなく釈然としないけど、現実は多分これで正解

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