- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091913623
作品紹介・あらすじ
嶽野義人(たけのよしひと)のクラスの小谷(こたに)が凍てつく沼で遺体で見つかった。小谷が唯一、心を開いた相手が嶽野であり、失踪直前にも会っていた…。やがて嶽野の口から語られた真実とは!?
感想・レビュー・書評
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久しぶりのレビュー。
西さんの初期の作品集。
なんだかんだで「姉の結婚」が好きなので、読んでみた。
主人公嶽野くんが魅力的。
こりゃ、男も女もほっとかないでしょう(//∇//)
頭脳明晰、自由で孤独、優しいのに冷たいとこ、絶対誰のものにもならない生き方も全部好きだ。
きゅんきゅんなんてポップではなく、ズーンと深い所に響く小説みたいな一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
JUNE
西先生の描く青少年少女の葛藤がすきだ。
ところで嶽野君はやっぱりバイセクシャルなのか? -
このシリーズ大好きだったなぁ
退廃的で美しい世界 -
嶽野義人シリーズが1冊に。時系列はバラバラなので、順番に並べ替えて読みたい誘惑に駆られます(笑)。一番好きなのはやっぱり表題作。
※収録作
「水が氷になるとき」「ここへおいで」「一人で暮らす理由」「9月-September-」「もうひとつの海」「Teenage」 -
登場人物の嶽野が言った言葉「読めば読んだだけ自分がからっぽになる」10代だった自分がすごく衝撃を受けた言葉です。あれからたくさんの月日が流れたけど、本を読むたび。。ことあるごとに思い出す言葉です。
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スピード感。
ぽつんとした、絶対的な独白。
一気読みはできないで、少しずつ読みました。
飄々とした、人懐こくて孤独で、とても頭がよい男の子(~青年)を主軸にした短編集です。
こんな男が身近にいたら、抱きしめちゃうだろうなぁ。
これはこれで幸せなのだろうけれど、
でもこんな幸せを身近な人に知ってほしいとは思わない。
いくらか後味の悪い、でもとても優しくて印象的な話でした。 -
BLです。
でもそれを気にして読むのを先送りしていたのを悔やみました。
なんでこんなにもしみわたるのだろうと不思議です。 -
初期作品集。嶽野義人シリーズ。
私はSTAYシリーズ以降の読書ですが、現在の西炯子につながる原点のようなものが垣間見られます。 -
「漫画だー!!」と叫びたくなるほど漫画だ 彼女以上に「漫画」を感じる人はいない・・・