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みんなの感想・レビュー・書評
安定しているので安心して読める。
ファンタジー世界の広がりがごく自然で、外国の大物ファンタジーを読んでいるような気分。
背景に広がるたくさんの知識に敬服。
人生で最初に触れた萩尾氏の作品が表題の短編。たしかまだ自分が小学生か、中学生の頃だったと思う。この本の表紙のイラストが月刊プリンセスの巻頭を飾っていた。なんだか凄い物語を書く人だ、と思った。一角獣族の魅力的なこと、今も魅了され続けている。
かつて宇宙航行のために開発された人口変異種である一角獣種の生き残りを巡る物語がメイン。
「A-A'」・・・一角獣種のアデラド・リーはプロキシマ計画のスタッフとして選ばれたが事故で死亡、しかし危険任務のためクローンの製造が許可されておりクローン体が代わってプロキシマにやってくる。
しかし、プロキシマに着く前までの記憶しか持っていなかった。
80年代初頭作品が中心で、宇宙やESP能力といったものを扱っているものが多い。
表題作の自分の死んだときの保険にクローン体と記憶を残しているっていうのは今読んでも面白いテーマ。
表題作では愛する人が記憶を無くしてと言う意味ので葛藤は描かれるけど、クローンシステムそのものは当たり前に受容されている世界であるのは興味深い。
技術が当たり前になれば自然と受け入れられるようになっていくのだろうか・・・
読んだのはこの文庫ではなく古い作品集の17巻なので、収録が少し異なる。 「A-A'」「4/4カトルカース」「X+Y」の一角獣種もののみ 久々に読み返してみた。深い。 「A-A'」は内容的には望都先生が何度か書いているテーマな感じで、心惹かれます。短いのに静かに深い。 が、この1981年の漫画を今読むと、クローンって方が気になる。 遺伝子・記憶を登録して、3年後に死亡すると直ぐに登録当... 続きを読む »
久しぶりに読んだ。やはり世界観が独特。短編集で、ひとつひとつの話は短いのに、あまり説明がなくても理解しやすいし、訴えかけるものが際だってくるのはさすが。
2008/4/13読了。(以下若干ネタばれあり) 1・A−A’:死と隣り合わせの宇宙開発担当者は、万が一死亡した場合、優先的にクローン再生される。アディは3年間の空白を得て再生され元の職場に戻る。そこにはオリジナルのアディが愛した人がいた。 2・4/4カトルカース:カレイドスコープアイを持ち、ESPを持つがまだコントロールが出来ないモリ。ある日赤い鬣を持つ一角獣種の少女トリルと会う。少女は言葉... 続きを読む »
キューンって、すっごく切ない気持ちになった。ポーとかトーマの切なさとはまた違うくて…。作中に出てくる特殊な種族について文章で説明があるだけでなく、赤いたてがみをチャームポイントにすることで、孤独で危うくて情熱的なキャラを前面に押し出している。こんなに上手に読者に自分の持っているキャラコンセプトを伝えられる漫画家はそういないですよね。天才っているもんだなぁ
萩尾望都のSF。一角獣種に生まれた人間をテーマにした短編集。
ベストオブベスト萩尾望都作品!!
悲しくて切なくてとにかくいいんだ!最高なんだ!ホントいいんです、切ないの好きなら読んで!!
萩尾望都さんの、スペースファンタジー漫画です。とても幻想的な世界が広がります。
『一角獣種』という人種が登場する、『X+Y』という短編がお気に入りです。
・・・・・・・・・・・・<br>アディ<br>・・・・・・・・・・・・<br><br>白い大地にのまれた赤いたてがみ<br><br>オレの愛するアディは<br>ムンゼルの大地の下に<br>深くうずもれてしまったのに<br><br>どうしてクローンを<br>同一視できるのだ

あいかわらず、SF設定とラブ話の配合率が素晴らしい!





