- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091913982
作品紹介・あらすじ
千尋と双子の関係は不思議なバランスを保っていた。しかし、突然、双子のひとり「劫」が失われる。だが、消えてしまったのは本当はどちらなのか…。明らかにされる謎、事態は運命に向かって走り始める。
感想・レビュー・書評
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うーん、結局、先輩と比良坂は、同じ人なんだろうか?
ここでも、「その人」というのはなにかという問いにぶつかります。
つぶれていたのが「天」だとすると、「劫」と同一人物だと考えることに、彼は実は疲れていたのでは?
多分、つぶれていたことは、劫の方は、知らないんですよねぇ。
うーん、ラストシーンも、謎だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2人目の彼女の自我は
新しく目覚めたのではなく、もともとあったものなのではないだろうか。
ただそれを出すことができなかっただけで。
そして、彼女は2つになり、
彼らは彼女と出会い、ひとつであったものが
2つへと分かたれてしまった。
彼女はひとつになり、
ばらばらになったふたつはひとつになるために
自らを消そうとする・・・
奥深すぎて、一回読んだだけでは
この物語の深淵に触れることはできない。
何度も何度も読み返してじっくり考えたい一冊。 -
知人に借りて読みました。哲学的な少女マンガという印象。よくわからないなりにすごく面白かったのですけど、最後のアレは結局なんだったんだろう…それだけが気になる。胎児の夢オチ?
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名言が沢山つまっている。
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内田くんが返してくれないので古本でかいなおしてしまった。