エキセントリクス (2) (小学館文庫 よE 8)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 86
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091913982

作品紹介・あらすじ

千尋と双子の関係は不思議なバランスを保っていた。しかし、突然、双子のひとり「劫」が失われる。だが、消えてしまったのは本当はどちらなのか…。明らかにされる謎、事態は運命に向かって走り始める。

感想・レビュー・書評

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  • うーん、結局、先輩と比良坂は、同じ人なんだろうか?
    ここでも、「その人」というのはなにかという問いにぶつかります。

    つぶれていたのが「天」だとすると、「劫」と同一人物だと考えることに、彼は実は疲れていたのでは?
    多分、つぶれていたことは、劫の方は、知らないんですよねぇ。

    うーん、ラストシーンも、謎だ。

  • 2人目の彼女の自我は
    新しく目覚めたのではなく、もともとあったものなのではないだろうか。
    ただそれを出すことができなかっただけで。

    そして、彼女は2つになり、
    彼らは彼女と出会い、ひとつであったものが
    2つへと分かたれてしまった。

    彼女はひとつになり、
    ばらばらになったふたつはひとつになるために
    自らを消そうとする・・・

    奥深すぎて、一回読んだだけでは
    この物語の深淵に触れることはできない。
    何度も何度も読み返してじっくり考えたい一冊。

  • 知人に借りて読みました。哲学的な少女マンガという印象。よくわからないなりにすごく面白かったのですけど、最後のアレは結局なんだったんだろう…それだけが気になる。胎児の夢オチ?

  • 名言が沢山つまっている。

  • 内田くんが返してくれないので古本でかいなおしてしまった。

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