しずくの風景 (小学館文庫)

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著者 : 大野潤子
  • 小学館 (2003年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091915412

しずくの風景 (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 久々に新刊を読んだら、どうしても他の大野潤子作品も読みたくなってしまって…で、コレ買ってしまいました。大野潤子初期の名作ですね。ホント懐かしい。そして、今も昔も変わらない、大野潤子特有の優しくてあたたかな雰囲気に、なんか安心しました。これは初めて読んだ時から大好きな作品の1つです。ぶっちゃけ平たく言ってしまえば、単に“サッカー部を通して描かれる高校生たちの青春ストーリー”という、よくありそげなものでしかないんですが。それでも、これは大野潤子の独特の視点と個性で勝ってる、ってカンジですかね。ありがちでも、とても良い作品なのです。あくまでもメインは“青春”であり“サッカー”ではないので、サッカーのことよく知らない私でも全然大丈夫でした。なので、きっと誰が読んでも大丈夫! そして、結構なブ厚さの文庫本なんですが、それ1冊に渡るほどの長編ではなく、短編のシリーズもの。だから、サックリ軽く読める感じもあります。かつてコミック2冊に渡っていたものが1冊にまとまっている形みたいですが、それ考えると、シリーズ一気読みできる、って点においては嬉しい限り♪ これぞ、ゼヒゼヒ一度読んで欲しいオススメ本です。“高校生”という時を過ごしたことのある人なら、憧れの青春だなあ~、ってカンジで、きっと共感できるんじゃないかな。読めば読むほど深く沁み込んでくる作品ですから、ゼヒ読んで、どうぞじんわり心をあたためてくださいませ★
    あと、ページ合わせなのか、シリーズ外の『白花幻燈』も収録あり。…この作品こそ、先日『トウカ草紙』を読んで私がダブらせてしまった作品、なんですよね! この文庫に一緒に収録されてると知らずに買ったので、嬉しい偶然★ そして、久しぶりにボロッボロ泣きました。これこそ、優しくてあたたかくて…でも切なくて悲しくて苦しくて…なのに決して読了感は悪くない、という、大野潤子作品の中でもmyフェイバリットな良作です。この1作もゼヒおすすめです!
    しかし…大野潤子作品は、短編集でどっさり出ていたはずなのに、文庫になっているのはコレ1冊とは、どういうワケだ…(-.-;) 今や初期作品なんて入手するのも難しいんだから、そして、好きな作品ほど初期作品であったりするので、他の作品もサクサク文庫化してほしいなあ…★ 特に、この『しずくの風景』の続編みたいな位置づけにあたる『空の風景』! これ切実に早く文庫にして欲しい! たのみます、小学館!m(__)m

  • ・・・たぶん昔読んでると思うのだけど、読みたい。

    大野潤子さんは、昔読んで軽くハマッた。
    恋愛至上主義のような別冊少女コミックの中で、異彩を放っていたような気がする。(少なくとも私ビジョンでは。)

    結局は、ハッピーエンドに前向きに締めるし、途中途中もボケのようなシーンが多いのだけど、どこか陰があって泣かされることが多いのよね。

  • 大野さんの、高校サッカーマンガの第一段階とでもいうのでしょうか。本編では中学生だった子達が、後の『空の風景』では高校三年生や卒業したOB・OGとして登場します。
    少女漫画の小道具としてではなく、きちんとした核として高校サッカーが使われているような気がします。何度も読み返す作品です。

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