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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
義父がつけた心の傷。
その息子を愛すること。
ジェルミとイアンの苦悩、されたことを告白する勇気、重くて辛いけど何度もこの世界に浸りたくなる。
萩尾望都は私にとって神のようなお方です。 ええ、信者です。 これ何回読み返したろう。 読むたびに、展開も台詞も覚えているのにグロッキーになる。身体の末端に力が入らなくなって、自分の中身が空っぽになる。痛い、とか怖いとか悲しい苦しい寂しいではなく、感情がなくなる。カラになる。 本を持つ力もなくなってきて、休憩を挟まないともたない。精神力を削られる。 今回もイッキ読みは出来ず何度かベット... 続きを読む »
イアンとジェルミ、堂々巡りの思考が繰り返されます。 ジェルミの心に平穏を取り戻してくれるはずの、頼みの綱のカウンセラーの、心理的弱さが浮き彫りにされるシーン。 ジェルミがつらい告白をすればするほど、面談の終わる時間を気にしたり、早く紅茶を飲みたいと思ったり、完全にクライアントの心から離れています。 結局のところ、苦しむ人間の罪も闇も全て受け止められるのは、聖人でもカウンセラーでもなく、家族と... 続きを読む »
とにかく細かく描写を延々と綴ります。 私たちの日常でありがちな、主語の無い会話のイライラ 「やめる?」「何を?」「旅行を?」「二人の関係を?」「何を?」 早く言えといった、一瞬の不信や迷いや怒りを入れ込んで行きます。 そこにただの絵物語ではない、実はよくある悲劇なのだと感じさせます。 萩尾望都の世界は、そこに実在していない人物が普通に現れ、 少女漫画を読みなれていない人には、 ... 続きを読む »
文庫で全10巻。 最初、10巻大人買いする勇気がなくて、4巻しか買いませんでした。そうしたら、一番苦しいところまででぷっつり途切れてしまって、苦しくて苦しくてとても後悔して、もう続きも買わないし、持っている4冊も売ってしまおうと思った。でも、最後まで買って本当ーーーーに、良かったです。 義父に性的虐待を受けていたこと、義父を殺そうと仕掛けた事故により誤って母親を死なせてしまったことがきっか... 続きを読む »
全巻読了。私の中でのクライマックスは五巻六巻だった。でも、最終巻までが決しておまけなわけじゃない。全巻読み通せてよかった。 バイト先に向かう途中九巻を読んでいて、急に言葉にできないような、かと言って泣くでもないのだけど、そんな気持ちになった。 もう少しで読み終わってしまうのだと思うと惜しかった。 でもあまりに危なっかしいから、苦しいから、早く読み終えてしまいたいというのも本当だった。ジレンマ... 続きを読む »
激しい漫画でした(笑)
読み始めたら止まらんかった。
時々ふと我にかえって、あまりのオーバーさに爆笑する、そんな漫画。
面白かったです。
コミックスで持ってるけど文庫でも欲しい。
家族は軒並みリタイアしましたが、絵の美しさにつられて一気に読破した。
もはや1コマ1コマが絵画の域。
…終わった…
でもジェルミがこれで本当に救われたわけではない。過去に向き合えた、というだけで、これを背負って生きていくことに変わりはないし、その辛さにも変わりはない。ただ、生きる上で、隣にそれをすべて受け止めるという意志をもったイアンという人間がいること、彼を信じてみようと思えていることが変わったこと。そしてそのために、ふたりでずっと闘ってきたんだ。
親子関係、近親相姦、愛憎、同性愛、心理学…本当にいろいろなテーマが混ざり合っていました。これは傑作長編。
読んだ日:2005/04/06
買った日:2005/04/06
買った所:文教堂書店 新城店
値 段:\610
少しずつ、約半年かけてやっと読み終わった。
虐待を受けた人の人生がどんなに苦しいものか描かれていて凄い。
ハッピーエンドで良かった・・・。感動しました。
続きが読みたくて続きが読みたくて電車を途中で降りて買いに走ったことがあります。簡単には救われなくて苦しくて苦しいこのお話が大好きです。何度も読んでしまう。そのたびに消耗します。
対話でしか人は救われないし成長もしない
希望があるから人は他人と対話を試みる
希望は進化にとって一番重要なんだなあ

神ってなんなのかな?と考えます。
自分が創った神の存在にときに救われ、ときに傷つけられる。愛に似ている。
罪は何度も蘇り、常に傍らにある。そして裁かれるのを待っている。裁くことができるのは愛する者...





