天は赤い河のほとり〔文庫〕 2 (小学館文庫 しA 32)

著者 :
  • 小学館 (2006年10月14日発売)
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本棚登録 : 202
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091917522

作品紹介・あらすじ

皇妃ナキアの殺意がユーリに迫る!

アリンナの戦を勝利に導き「戦いの女神イシュタル」として民の光となったユーリ(夕梨)。だが戦勝の夜、皇妃ナキアの殺意がハッティ族三姉妹の恨みの刃となってユーリに迫る!
鍛冶師タロスの試練を乗り越えたユーリは、ハッティ族の秘法・製鉄術を手に入れる。それは、オリエントの勢力図を一変させる力を秘めた技術だった。
メソポタミアの強国ミタンニとの決戦をひかえ、理想の治世を語るカイルにナキアの影が忍び寄り!?

感想・レビュー・書評

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  • 第二巻でザナンザ皇子が登場。やっと分かりました。もう一人弟皇子がいたと思うんだけど、その皇子と勘違いしてました。ザナンザ皇子がまたカッコいいですね。

    第二巻は戦いのシーンが多かったり、色んな国の名前が出てきてしてついていくのに大変。私はカタカナに弱くて世界史も苦手でした。でも、ミタンニは分かりました。最近、テレビでエジプトの特集を観てミタンニが出てきました。ミタンニは今注目されている国で、この時代で影響力が結構あったそうです。その国の黒太子、強いですね。黒太子VSカイル、ザナンザ、ユーリどうなるのか気になります。

    ヒッタイトは、鉄を製鉄する技術があったから繁栄したと知ってましたが、第二巻でそのことに触れていて、なるほどと勉強になりました。

  • なるほど…まだ青銅が主流の時代か。
    ユーリにしてみれば鉄なんて
    誰でも知っている物質なのだけど
    まわりの人からは驚かれるわけね。

    タイムスリップものの定番だ!
    ちょっとワクワク。

    引きずり込まれた世界で
    助けてくれたカイル皇子のもと
    戦女神イシュタルの写し身として
    だんだん名が知られてきた。

  • <Dedicated to the Kingdom of the Hittites>
      
    カバーフォト/大村次郷[ヒッタイトの神々(ヤズルカヤのレリーフ)]
    カバーデザイン/末沢瑛一

  • アリンナでカシュガとの戦中、馬に乗って登場し戦局を一変させてしまったところから。

    目的があるくせに短絡的で思慮にかけるユーリの行動に呆れつつも読んでしまう。
    行き当たりばったりにも程があるし、周囲が都合よく解釈してくれてるだけだからね。

    馬とか剣とかどうでもいいとか言ってたのに、アリンナから戻ったらすぐ剣や弓や乗馬の練習を始めるし。
    マジで支離滅裂なんだが。。

    メロドラマ的なところはとてもキラキラして花が飛んでるけど、ズワ切られる人とか、ズワの最期とかは結構グロい。
    ティトの死顔や皮が剥がれたところも怖かったし…
    戦や政など駆け引きの部分もあったりして、意外と読み応えがあります。
    盛りだくさんというか。

    カイルが好きだと自覚したユーリが、それでも現代戻るから気持ちは明かせないと悩み、カイルもユーリには元の世界に好きな男がいるからと自分の気持ちを押し殺しつつ我慢し切れてないところがトキメキますね!

    しかし暑い地方だからなんでしょうけど、やたらと露出が高いですね。
    戦なのに腕丸出しじゃんとか、正装してるのに乳出てるのではとか気にってしまう。

  • ほうほうほう、盛り上がってきたー!
    というのが2巻の感触。常連メンツがそろってきた感じかな。だんだん戦とかが出てきてユーリが目立ち始めてきた。ただこの先が面白いのかがいまだ疑問。まだガッツリハマるってほど読んでないんだよなぁ。2巻まで読んでその先読むか考えようと思ったんですが、、、どうなんでしょ。
    ところで、歴史にそって進んでいくのは有り難いが二十一世紀の鈴木家と氷室のことを心配してしまうのは私だけだろーか。この感じだとゆーりは最終回まで帰らなそう、だよ、なぁ、、、。
    そしてこの時代の露出の多さにビビる。ユーリがあの衣装で出てきたときはマジで?て思ったわ。
    はなゆめ育ちの私にゃきつい。

  • 文句なしに面白い

  • 【レンタル】まだ見覚えのあるところには追いつかないな……。話がトントン進みすぎてる気がしないでもない。パターン化してる気がする。けど先が気になる。

  • 本屋で立ち読み。早く購入したい。
    ・・・と思ったら持ってました(汗)

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠原千絵の作品

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