天は赤い河のほとり〔小学館文庫〕 (6) (小学館文庫 しA 36)

著者 :
  • 小学館 (2006年12月15日発売)
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本棚登録 : 182
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091917560

作品紹介・あらすじ

カイルとギュゼル姫の間に子供が…!?

カイルとギュゼル姫の間に子供が!?
皇子はあたしのものじゃない…わかっていても抑えられない心の痛みに苦しむユーリ。
一方、かつての恋人の子が自分の息子ではないと確信するカイルは、この事件の陰に皇太后ナキアの影を感じ取る。
だが、これは新たな陰謀の序章に過ぎなかった。
醜聞に忙殺されるカイルの目を盗み、ナキアの黒い牙はヒッタイト新皇帝を殺害する。
暗殺犯の疑いをかけられたユーリは、ハッティ族の本拠地アリンナへと逃れるが…?

感想・レビュー・書評

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  • カイル皇子には頼もしい部下がいて幸せだと思う。諌める人、側に仕えてカイルの望んでいる事を理解してさっと行動できる人等。カイルも部下たちを信頼してるし、部下たちもカイルを信頼してる。そんなカイル達が作る国を見てみたいなーなんて思った。

    それにしてもナキア皇太后はどうにかならないものか?悪知恵ばかり働く。そういう頭の良さをもっと国のために使えばいいのに…。これは現実の世界でも言えること。でも、ナキア皇太后がこうなってしまったのも知らない国で生き抜いていくため。それを思うとしょうがないのかな。

    ナキア皇太后の側近ウルヒは、私の覚えでは伊達政宗みたいに片目だったと思ってたけど、6巻でやっと分かった。カイルの部下ルサファが弓で射抜いたから。ルサファ、めちゃくちゃカッコいい。

  • 皇妃がいけにえを捧げてまで
    帝位につけたい息子のジュダ皇子。
    これがまた良い子なのよねぇ。
    優しすぎて皇帝には向かないから
    むしろ彼にとってもありがた迷惑なんだけど。

    陰謀が成功するたび
    ユーリの近しい人が亡くなるなぁ(T ^ T)

  • <Dedicated to the Kingdom of the Hittites>
      
    カバーフォト/大村次郷[コーランの聖句とステンドグラスの光(イシュル・ジャーミー:ブルサ)]
    カバーデザイン/末沢瑛一

  • 偽イシュタルを名乗っていたウルスラを許して自分の宮で働かせることになったところから。

    急にユーリがその気になったのに、カイルは自制して手を出さず。。
    しかもその様子をがっつり見られてるという状態がすごいな。
    常にドアやなんかが空いてるし、高貴な人達にはプライバシーはないのか。

    カイルの隠し子、皇帝暗殺容疑、ナキアの過去、匿われていたアリンナから脱出、エジプト兵ラムセスに助けられエジプトへ連れ去られ、ウルスラが皇帝暗殺の件で嘘の自主をして時間を稼ぐ。

    盛りだくさんですね。
    エジプトの王位はどうなったのかと思ってたら、高級官僚が即位していたとは。
    誰でもいいんじゃん。結局家柄とかは何とでもなるってことなんですね。

    エジプト編でザナンザが見つかったりしないかなぁ。

  • 止まらない❣️

  • イル・バーニのキャラが好き。クールだけど忠誠心とか正義感が人一倍強いとことか、言いにくいことをあえて言う立ち位置をわきまえているとことか。ウルスラも、悪役から味方になったキャラがすごい良い奴になるパターンそのまま。ジュダがかわいい。
    カッシュとウルスラの死亡フラグがわかりやすすぎ。この件がひと段落したら報告とか、だめだよ…。そういうことはすぐ言わないと。
    ギュセル姫も出来た人だが少々聞きわけが良すぎる気も。
    相変わらず皇太后の背水の陣っぷりがすごい。黒なのをほぼ認めた上で最後の切り札を使ってきたな。

  • 【レンタル】相変わらずの事件の連続でマンネリ化&ウンザリしてきた。同じ様なことがあと10冊分続くのかな? この先もう記憶にないけど。……にしても。カイル皇子の魅力はわかるが、日本に置いてきた彼氏がちょっと、かわいそうだなw

  • カイルに子どもが・・・!?
    という、衝撃な展開からスタート。

    そんな中、カイルに罪を擦りつけて皇帝殺しをしようと考えている皇太后の目論見を知るユーリ。

    でも読み進めて行く内に本当のターゲットはユーリだったとわかる。

    皇帝は殺害されユーリがその罪を擦り付けられ、事態の収集がつかない中、ウルスラが『私が皇帝を殺害した』と名乗りをあげて・・・

    この一冊で怒涛の展開に。

  • 本屋で立ち読み…じゃなくて持ってました。

    ==========

    タワナアンナ、手段を選ばなくなってきてますw
    自分の血統を残したいからって…だからって自分の息子まで薬で操るか!?
    や、女って恐ろしいねーww

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠原千絵の作品

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