天は赤い河のほとり〔小学館文庫〕 (12) (小学館文庫 しA 42)
- 小学館 (2007年3月15日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091917720
作品紹介・あらすじ
カイルの側近に、エジプトの間諜がいる!?
カイルの側近に、エジプトの間諜がいる!?
ラムセスの手でエジプトに連れ去られたユーリは、ヒッタイトの、そしてカイルの命運を左右する衝撃の事実を突き止める。
一方、エジプトから戻ったルサファの報により、カイルはユーリの無事と間諜の存在を知る。
エジプト王太后ネフェルティティとヒッタイト皇太后ナキア。
絶大な権力を誇る二人が陰で手を結んでいる…。
ナキアをタワナアンナの地位から引きずり下ろすため、ついにカイルが動く!!
感想・レビュー・書評
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ユーリは心身ともに相当ダメージを受けていると思うんだけど、エジプトでカイルのために奮闘している。原動力はカイルを愛しているという気持ち。すごいなと感心してしまう。でも、ハディの言った「ユーリの泣ける場所はカイルの側だけ」(かなり要約してしまいました)という言葉でなんか切なくなってしまった。「やっぱり悲しいよね。そんなに無理しないで泣きたい時は泣いてね。」と言ってあげたい。早くカイルと会えますように。
前、ラムセスは好きではないと言ったけど、12巻を読んで少し考えが変わった。チャラいけどちゃんと考える人だと分かったから。今後、ラムセスがどうやってファラオになっていくのか興味津々。
よくテレビとかで『ネフェルティティ』の像を観ます。その像でしか『ネフェルティティ』という人物を知らないけど、綺麗な人でいい印象だったんだけど、12巻だとけっこう悪い人です。実際にはどういう人かは分からないけど、私は悪い人でいてほしくないです。私の勝手な願い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エジプト編の続き。
こっちの王太后もおそろしい。
ラムセスが獄死しそうに。
なんやかやあったけど
助けてもらったこともあるユーリとしては
見捨ててヒッタイトには戻れないよねぇ。 -
コミックならではの愛されまくる主人公!
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ネフェルトの金髪ショートがかわいい。ルサファのエジプトスタイルがちょっと無理してる感じでかわいい。
ルサファは基本幸薄で腰が低いイメージしかないが、ラムセスには割と対等感を出していて良い。正攻法でカイルと戦おうとするのに対して「あんたそんなことしてたら王になる頃にはジーサンだぞ」と言うとこ、ちょっとかっこいい。
子供を助けて民衆の支持を得るとか、いきなり反乱軍を指揮とか、よくあるパターン発動。 -
【レンタル】舞台がエジプトに移って、ラムセスが味方っぽくなってからかなり読みやすくなった。パターンの変化が見られるから? みんな仲良くワイワイしてて欲しい。
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ラムセスに救われエジプトの地に連れて行かれたユーリ。
その際にエジプトとヒッタイトの間にスパイがいて、そのスパイはカイルの側近の中にいる事を知ってしまう。
しかもスパイを使っているのは、エジプトの王太后とヒッタイトの皇太后!
カイルの側近にスパイが・・・という事で、誰が裏切り者なんだろうとドキドキしながら読み進めていたが、とりあえず読者を悲しませる展開にはならなかったので良しという感じ。 -
3/15