天は赤い河のほとり〔小学館文庫〕 (15) (小学館文庫 しA 45)

著者 :
  • 小学館 (2007年5月15日発売)
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本棚登録 : 160
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091917751

作品紹介・あらすじ

背信の証人ウルヒが地下牢から逃亡した…!

皇太后の売国をめぐる査問会のさなか、背信の証人ウルヒが地下牢から逃亡した!
ナキアの魔力によって闇に消えたウルヒは、ユーリたちの必死の捜索をあざ笑うかのように再び暗躍を開始する。
一方、王宮は皇弟ジュダの出生をめぐる忌まわしい噂に満ちていた。
母ナキアの野心を絶ち、すべての争いを終わらせるため、服毒自殺を図るジュダ。
様々な思惑が交錯するなか、ジュダを救うため突如元老議会に姿を現したウルヒは、ヒッタイト王宮に売られた男女の悲しき過去を語り始め…!?

感想・レビュー・書評

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  • ここにきてウルヒの過去やナキア皇太后への思いを知りました。悲しくて切なくなってしまいました。ウルヒが最期にナキア皇太后に触れた時は、キュンとなってしまったけど、やっぱりこの二人は最後の最後まで悪い。あのまま終わってれば良かったのに…。そんな母を持つジュダ皇子は大変なんだけど、幸せを掴みそう。それが嬉しい。アレキサンドラ姫とお幸せに。

    最終巻に向けて物語は最終局面で事態が緊迫してるけど、こういう幸せも色々あっていいな。ルサファとネフェルト姫もいい感じ。ネフェルト姫の積極的な行動、今のルサファには必要かも。ネフェルト姫を応援してしまう。私としては、イル・バーニとハディがくっつけばいいのに、と妄想をしてしまう。

  • <Dedicated to the Kingdom of the Hittites>
      
    カバーフォト/大村次郷[アラジャ・ホユックのスフィンクス門]
    カバーデザイン/末沢瑛一

  • 壮絶な人生だった皇太后とウルヒ。
    でも、だからといって
    今までさんざん酷いことをしてきたので
    同情する気にはなれないなぁ…。
    ふたりして最後まであきらめ悪いし。

    正妃として認められたユーリと
    カイルの結婚式がせまる中
    またしても皇太后の魔の手が。

  • まさかのウルヒ

  • ストーリー的にはまだバタバタだけど、大団円に向かっていろいろまとめ始めている雰囲気があって楽しい。アレキサンドラとジュダ、ネフェルトとルサファがかわいい。ネフェルトのノリに振り回されている人々がかわいい。
    カイルと皇太后の共同作業、カイルとジュダのキスもおいしいぞ。
    イル・バーニは、「ウルヒがジュダの父親ということにできれば楽なのにな~」と本音では言いつつ、いざ審問会でその話題になったら、自分でそれを否定する証拠をわざわざ出してきて、公明正大!かっこいい。
    マッティワザの息子、イケメン。カイルの姉は神秘的な美人な割にサバサバしてて、超良いキャラじゃん。なぜこんな終盤で出すのか。もったいない。
    皇太后のブレなさがすごい。この精神力と行動力がすごい。

  • 【レンタル】往生際が悪いな、皇太后。でも今度こそ最後の試練かな。あちこちでカプが完成してて微笑ましい。みんな幸せになって欲しい。

  • ウルヒの過去、ナキア皇太后との関係が描かれる一巻。
    何か可哀想な二人だなと思ったけど、立場が不利になってもユーリをどうにかしようとする皇太后には圧巻!

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著者プロフィール

漫画家

「2022年 『ヒッタイトに魅せられて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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