マージナル 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)

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著者 : 萩尾望都
  • 小学館 (2011年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784091919120

マージナル 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • すべてだと思っていた世界が実はほんの一部だけの閉鎖された空間であったとしたら。

  •  メイヤードーーー
     君を救いたかったです。

     進行性かつ不可逆的な病をいくつも
     抱えている彼は、子孫を残すことを
     禁じられている〈エゼキュラ因子〉の
     保有者。

     地球を道連れにしようと思った?
     男だけの世界。
     自由に子孫を残せない。
     自分と同じ。

     幼い頃から病による痛み、苦しみ
     不安、絶望にさらされてきたの
     だろうから、もう頑なになるしか
     なかったのかな。

     「生」は自ら選べない。
     彼の場合、遺伝や生殖、そういった
     自分の力ではどうしようもできなかった
     ことにこだわるしかなかったのかな。

     幼馴染のナースタースの愛も
     突っぱねちゃって。
     素直になりなさい。
     …なれないのか。

     「愛のほかは全部くれる」って、
     けっこう残酷な言葉ですよ。

     自分のことで手いっぱいで、
     誰かを愛する余裕なんてないってこと?

     それとも自分では幸せにできないので
     突き放すっていう孤独な彼の不器用な
     やり方なの?

     真意はわからない。

     けど、死ぬ間際に彼女の名前を口に
     したことが、何よりも彼の本音を
     物語っているような気がする。

     そういうことで、いいんだよね。

     ちょっと遅すぎたけど、ちゃんと
     彼女にも伝わったよ。

     この作品は他にメインがあるはず
     なのだけれど、この2人に全部
     持ってかれちゃった。

  • 色子と念者の関係性なに?!たまらないやつ!

  • 人類の末期について、考えられる可能性の世界。
    こんなスケールで描けるマンガ家が一体何人いるだろうか。
    人の愛が向かう先は、ひかれる先は一体どこなのか。
    萩尾望都ワールド全開の素晴らしい世界が、美しく開かれている作品だと思います

  • 何度も何度も読み返してしまう漫画です。
    絵も綺麗だし、話の内容もさすが。

    この時代の萩尾作品の硬質な線が好きです。

  • え?え?それどゆこと??って突っ込みたくなるところ多々なんだけど、読み通してみると、なんとなくわかる気になって、うーん深い…、って気分である。
    福岡さんの「できそこないの男たち」(http://bit.ly/NgpAvZ)を読み返したくなる。
    そして、最近知った「雌と雄のある世界」三井恵津子/著(http://bit.ly/Meo9fh)を読みたくなっている。

  • 読み終わった後、静かに涙が頬を伝って落ちる。それだけで十分じゃないか?

  • これはもう殿堂入りの傑作。

    メイヤードさんがやっぱり切ない。

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