MW (2) (小学館文庫 てA 5)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 907
感想 : 81
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091920058

感想・レビュー・書評

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  • 手塚先生は好きで色々読んでたのですが、まだ読んでない作品で、
    映画を先に観るか原作を読むかで…
    結局読んでしまいました(苦笑)
    うーん…映画ではどうなるんだろうか…
    ミステリー、サスペンス、ホラー、火サスなんかの要素で構成されてます。

  • 1巻の内容の濃さに比べると、するっと読めてしまいました。でも、やっぱり怖い・・・。主人公のみちおが玉木宏に見えて仕方なかった。

  • 2巻になると、結城の「悪の権化」っぷりが更に増し
    読みながら「うわあ、そこまでするか?」くらいの鬼畜っぷりです(苦笑)
    男も女も色仕掛けで落とし、急速なスピードでMWに近づいて行きます。

    結城のお兄さんが出てきた時点で、先が読めてしまいましたね〜。
    それでも衝撃的なクライマックスだったのは違いませんが。


    何人も残忍な殺し方をしてきたにもかかわらず、賀来が死んだ時だけ涙を流した結城。
    唯一人間らしい部分だったと思います。

    賀来を失った結城が今後どのように生きてゆくのか…。
    それでも死ぬまで、MWを手に入れることを画策しながら悪事に手を染めてゆくのでしょう。


    と、まあこんな壮絶なキャラクターが出てくる「MW」を映画化ですよね…。
    大丈夫なんでしょうか…?(苦笑)

  • わー、やっぱりそういうオチか。完全に問題提起系。だがしかしそれだけで終らないスピード感。

  • 映画になるときいて原作買って読んでみたんですけど、いやぁー面白かった!
    映画ががっかりな出来になりそうだから、先に映画見た後に漫画読めば良かったとちょっと後悔です。
    だって、セクシャルなシーン全面カットって!
    それじゃあ主人公美智雄の芯からの狂気が表現されきれないんじゃないでしょうかね。
    美智雄がただの「悪いことをした人」になっちゃうんじゃないんでしょうかね。
    「悪いことをした人」じゃなくて「魂そのものが穢れなき悪」なわけですよ。と勝手に思ってますけど。
    これから、「玉木出るし手塚作品だし読んでみようかな」って人はもうちょっと待って、映画を見てから読むことをお勧めします。

    しかしこれ出崎監督アニメにしてくれんかね。
    あのOVAの劇画チックBJみたいに!あの白鯨伝説みたいに!

  • 一見の価値あり。ジョーシキって何?おいしいの?読後は無性にそう思えてきます(笑)

  • 2で完結していますが。物語はまだまだ続いてもいいといった終わり方です。
    かといって未完かといえば、完結なんですよね〜。終わり方がステキですv
    こういう終わり方がキライな人は、最後に後味悪いかもしれませんが・・・
    いずれにしても、初めに戻って読み返したくなるようなループで描かれています。

  • 黒手塚作品の傑作のひとつ。どぎつい描写と結城の残虐性(よく言われている通り、結城は『MONSTER』のヨハンのモデルのような男です)が怖すぎの、いわゆるピカレスク作品です。若くして読んだらトラウマにすらなるのではないでしょうか。僕は中学生のときに地元の図書館から借りて読んだのですが、それはそれは衝撃でした。

    救われない男たちの救われないドラマです。

  • ショッキングだ

  • これも裏手塚作品。ただ読んでいて気分が悪くなってしまい、手放してしまった・・・あとになって大変後悔しているのだが、治虫ヲタなのに受け容れることが、なぜかできなかった。
    だからこそ、みなさんに読んで感想が欲しい作品です。男性はなぜ皆さん白いブリーフなのかしら・・・それが原因なのか(笑)

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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