YAWARA! (13) (小学館文庫 うB 23)

• 小学館 (1999年1月16日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第1話／羽衣係長の大逆襲▼第2話／秘密兵器▼第3話／女王の座▼第4話／畳の上のさし歯▼第5話／気合じゃ負けない▼第6話／執念の内股▼第7話／飛んだ▼第8話／北の国から▼第9話／最低の気分、最高の気持ち▼第10話／泊まっていくか…!?▼第11話／花園くんにかぎって…!?▼第12話／面目ない！▼第13話／ああ勘違い▼第14話／男はスタミナ!!▼第15話／レギュラー▼第16話／花園くんの不安▼第17話／愛は勝つ!!▼第18話／アイ ラブ ユー●登場人物／猪熊柔（柔道の天才的な才能を 持つ女の子。鶴亀トラベル社員）、松田耕作（柔を追い続けるエブリースポーツ紙記 者。柔に想いを寄せている）、猪熊滋悟郎（柔の祖父。過去に柔道全日本選手権を5 連覇した）、本阿弥さやか（柔のライバル。本阿弥家の令嬢）、風祭進之介（さやか の元コーチ。柔に想いを寄せている） ●あらすじ／全日本選手権準決勝、柔は因縁のライバル・さやかと遂に対決する。試 合開始早々、さやかは激しい連続攻撃で柔を追いこむ。柔はその攻撃をしのぐと、得 意技の一本背負いを繰り出した。ところが、さやかはその一本背負いをかわしてしま った！不敵な笑みを浮かべるさやか。彼女が柔の父・虎滋郎との特訓の末修得した“ 秘密兵器”とは…!?（第2話）▼全日本選手権に続いて、全日本体重別選手権も制し た柔。最近松田との間がぎくしゃくしているのだが、そんなとき富士子から相談を受 ける。花園が、どうも富士子を避けているというのだ。柔は最近富士子と会おうとし ない花園の様子を見にいくが…（第11話）。

感想・レビュー・書評

[yukimiさんの感想 · 2009年10月24日]

【M】

[ピヨピヨさんの感想 · 2008年5月1日]

登場人物の絶妙な関係と個性の際立ちかたが、『YAWARA!』の物語を鬼の名作に仕上げているなあと、改めて読み返すにつれ思うわけです（全巻一気に読んだら読み応えあった…）。絵も綺麗☆

松田さんの熱さ…。さやかの傲慢さ…。柔ちゃんと富士子さんの友情…（その横で展開する松田さんと花園くんの励まし合いもさりげに良い…）。あの名作『柔道部物語』の対極にありすぎる、お洒落な柔道物語と言えましょう。総じて、僕の最も好きな漫画の中の1冊です。