- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091922946
作品紹介・あらすじ
▼第1話/名コーチX▼第2話/富士子さん走る!!▼第3話/たどり着いたら…!?▼第4話/歯ァ食いしばれィ!!▼第5話/追う立場になって▼第6話/あきらめちゃだめ▼第7話/あたしのチャンピオン▼第8話/戸惑いの富士子▼第9話/こないの▼第10話/子供好き?▼第11話/静岡にて▼第12話/犯人みたい▼第13話/結婚おめでとう▼第14話/Dearジョディ▼第15話/豪邸からの挑戦状▼第16話/お父さん!▼第17話/体重別選手権異常アリ●あらすじ/柔と滋悟郎のコーチを受けた花園は、正直杯学生選手権・関東予選を破竹の勢いで勝ち進む。3回戦、花園は昨年度の準優勝者・法慶大の杉浦と対戦。「寝技の杉浦」の異名を持つ彼を相手に、見事寝技で一本勝ちするのだった。一方、昨年度の優勝者・西海大の稲垣の試合を見ていた柔は、彼の強さが本物であることに気付く(第2話)。▼いよいよ決勝戦、花園は稲垣を相手に互角に戦うが、地力の差から少しづつポイント差をつけられる。残り20秒、花園は一本背負いで”技あり”を取り返し、ポイント差は縮まった。しかしこのままでは勝つことはできない。時間一杯、最後の最後で逆転の一本を狙い、技を仕掛ける花園だが・・・(第7話)。 ●本巻の特徴/花園は学生選手権個人戦決勝で惜しくも敗れてしまう。その後、伊東と花園の間には子供が出来てしまい、二人は結婚することに。柔はさやかのコーチが父・虎滋郎だと気付く。 ●その他の登場キャラクター/花園、稲垣、祐天寺、羽衣(第1話)、社長、風祭(第4話)、伊東の両親(第7話)、三葉女子短大柔道部の4人(第9話)、ジョディ(第10話)、本阿弥さやか(第11話)、柔の母、柔の父・虎滋郎(第12話)
感想・レビュー・書評
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【M】
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登場人物の絶妙な関係と個性の際立ちかたが、『YAWARA!』の物語を鬼の名作に仕上げているなあと、改めて読み返すにつれ思うわけです(全巻一気に読んだら読み応えあった…)。絵も綺麗☆
松田さんの熱さ…。さやかの傲慢さ…。柔ちゃんと富士子さんの友情…(その横で展開する松田さんと花園くんの励まし合いもさりげに良い…)。あの名作『柔道部物語』の対極にありすぎる、お洒落な柔道物語と言えましょう。総じて、僕の最も好きな漫画の中の1冊です。