14歳 (5) (小学館文庫 うA 55)

著者 : 楳図かずお

• 小学館 (2001年11月16日発売)

作品紹介・あらすじ

文明が荒廃した近未来。バイオ鳥肉の細胞から誕生した天才科学者"チキン・ジョージ"を中心に、滅亡の危機に瀕した人間たちの苦闘を描く、楳図ワールドの集大成的作品が、待望の文庫版で登場。

感想・レビュー・書評

[memeraさんの感想 · 2018年9月3日]

地球重体①②だけのチベット編、凄かったー！漂流教室のスモッグ逃走のような描写でレジェンド級バッドエンド。一生忘れられない。

[radio24kmさんの感想 · 2016年5月20日]

テンションに疲れるのは楳図作品に感じている印象ではあるのだけど、テンションや勢いが「漂流教室」や「わたしは慎吾」に比べると、空元気のようにも見える。長期連載だから、ずっと面白いというのもなかなか難しいのかもしれないけども。

[gunsoosさんの感想 · 2012年9月26日]

「だが、ルーシー！　悲観することはない。
　動物は永遠に不滅だ。
　なぜなら、わたしは決して動物を裏切ることはないのだから。
　そして目的はなんとしても果たすだろう。」

著者プロフィール

楳図 かずお（うめず かずお）1936年和歌山県生まれ。55年に貸本漫画家としてデビュー、『週刊少年サンデー』などに作品を発表。ホラー漫画の第一人者。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』など。ホラー、SF、ギャグ、時代劇まで幅広い。1995年以降、腱鞘炎という理由で漫画は休筆中。タレント活動を行い、2014年には長編ホラー映画『マザー』を初監督・脚本・出演。

「2022年 『こわい本11 猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」