遥かなる甲子園 7

著者 : 戸部良也

• 小学館 (2005年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

▼第87話／一点▼第88話／僕が見た海▼第89話／大きな輪▼第90話／自由に……▼第91話／加盟▼第92話／僕たちの空▼第93話／ユニフォーム▼第94話／入場▼第95話／喜びの灯▼第96話／沖縄へ▼第97話／卒業までに……▼第98話／初めての一勝▼第99話／6月19日●主な登場人物／友利武明（福里ろう学校高等部1年。甲子園出場を夢見る聴覚障害児）、健（福里ろう学校高等部1年。武明の野球仲間）、光一（福里ろう学校高等部1年。武明の野球仲間だったが心臓病を患い、選手を断念）、伊波実（福里ろう学校の教師。野球部監督。武明たちの理解者）●あらすじ／南星高校との試験試合で、ついに1点を挙げた福里。コールド負け直前の5回裏、点差はなおも24点。だが、初めてスコアボードに得点を刻んだナインは、ホームベースを踏んだ武明を中心に抱き合って喜び合う。その姿に、伊波やマネージャー、部員の父兄たち、そして応援する福里の生徒たちも心打たれていたが、その直後に武明が倒れてしまい…（第87話）。●本巻の特徴／昭和56年9月28日、ついに高野連加盟を果たした福里ろう学校野球部。そして翌10月25日、彼らは初めて高校野球（新人戦）の舞台に立つ。奮闘むなしく1、2年目はコールド負けの連続だった武明たちだが、最後の夏を前に「卒業までに1勝を」を掲げ、さらなる猛特訓に挑んだ結果…!?●その他の登場人物／知花美穂（福里ろう学校高等部1年。幼少時から口話の訓練を受けている）、西原町子（福里ろう学校野球部の女子マネージャー。心臓が弱い。体格は太め）、里子・智子（福里ろう学校野球部の女子マネージャー。双子。姉妹とも目が弱い）、与那原正（福里野球部のエース）、山田（福里野球部のコーチ。武明たちが少年野球チーム「ベアーズ」にいた頃の監督）、花城（福里ろう学校校長。伊波と共に野球部の高野連加盟のため尽力する）