陽だまりの樹 コミック 文庫版 全8巻完結セット (小学館文庫)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784091929044

感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫の幕末長編漫画。蘭方医の手塚良庵(手塚治虫の曾祖父)と、架空の登場人物である府中藩士伊武谷万二郎の二人が、幕末の激しい時代を生きていく様を描く。福沢諭吉や勝海舟、坂本龍馬など実在の人物も多く登場。当時の雰囲気が良く分かる。舞台が小石川、伝通院など良く知った場所なのも嬉しい。

  • 藤田東湖が地震で死んだってのを地図で見たのが先日の水戸旅だったなあ。漫画の中で藤田東湖の死亡フラグが立ったので、暗殺?と一瞬考えたが、すぐ思い出した。あの、水戸で見た地図を。

  • 2015.5.20
    万次郎は上役や同僚からあれやってくれ、これやってくれと頼まれて、いつも自分にはそんなこと出来ないと言いつつも、一生懸命役割を勤めあげようとする。結果大概はその役割を果たすことが出来て、さらに大きな仕事が・・・。自分ではそんな器じゃないと思っていても、周りの人間が彼なら出来ると思いお願いする。仕事とか出世とかってそういうものだと思いました。
    また、この時代の性の乱れが随分と描かれているけれど、実際のところどうだったんでしょう?

  • jinと被る漢方医と蘭学医の対立
    種痘所開設までの苦労
    川路桜の人

    新撰組につながる清河八郎
    緒方洪庵、勝海舟、福沢諭吉
    ラストのほうでは西郷、坂本龍馬もちらり

    なんかルーズエンドの気もするが、無事読了
    もう少し幸せになる人がいてもいい気がするが・・・
    夜鷹のお紺が印象に残る

  • 一番好きかな。

  • 今の時代も100年前も変わっていないことを実感。真面目に生きる。時代を読む。

  • 杉井ギサブロー監督のオススメ作品
    「陽だまりの樹」手塚治虫

    杉井監督レビュー
    手塚先生の実在した先祖の蘭方医の物語だが、下級武士と医者を通した歴史上の政変激が面白く描かれている。これもアニメーション化させてもらった。

  • 蘭学の話

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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