- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091930477
作品紹介・あらすじ
伝説の上條作品が単行本に!
東京で別々の高校に通うになったカホとナツ。米軍基地の周辺で相変わらず悪だくみをめぐらすユキ。そんな中、同じ高校の不良・中島と磯野に目をつけられてしまったナツは、真夜中の河原に呼び出されるが…。危険がいっぱいの夏休みに繰り広げられる上條ワールド!!
【編集担当からのおすすめ情報】
上條淳士と元ザ・ストリート・スライダーズ・蘭丸こと土屋公平との対談を収録。
感想・レビュー・書評
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5巻まとめて。
中学生当時、連載中だった今作にハマり、単行本を揃えようと思っていたが、大人の事情がいろいろとあったらしくてその単行本がなかなか出ず、いつの間にか諦め、記憶から消え去ってしまっていた。
それが文庫になって出ているということを最近知って、ようやく通して最初から最後まで読むことができた。
大袈裟に言えば、青春時代の忘れ物を一つ、取り戻した気分。
私には芸術的感性はまったくないが、それでもこの作品にはアートを感じずにはいられない。
絵柄、構図と、間、そしてストーリーが奇跡のようなバランスで配合されていて、一言、かっこよ過ぎる。
終盤、舞台が沖縄に移ってドンパチが中心になってからは、ちょっと雰囲気が俗っぽくなってしまった嫌いもあるが、作品全体の質を損なうようなものでもない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
話が進んでいるのかどうかも分からないが、もうなんかそれでもいいや!みたいな。
絵がきれいで、3人ともそれぞれの意味で強くて。磯野と中島には笑ったけど。
3巻は堂々と買おう、と強く思った。(タイトルゆえにこそこそ買ったから)