漂流教室 (6) (小学館文庫)

  • 352人登録
  • 3.77評価
    • (48)
    • (25)
    • (77)
    • (3)
    • (0)
  • 32レビュー
著者 : 楳図かずお
  • 小学館 (1998年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091931764

漂流教室 (6) (小学館文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「太陽の地図帖33」を読んだのをキッカケとして、初めてこの名作全巻に目を通した。後半はまるきり記憶になかった。この頃毎週少年サンデーの立ち読みは続けていたはずなので、途中の怪物の描写や813人の大和小学校の先生や生徒がほとんど死んでいく展開に、嫌気がさして読み飛ばしていたのだと思える。40年以上経って、やっと平静にそれらの絵を見ることができるようになり、この作品が名作だということに気がついた。人間て、なかなか成長しない。

    サンデーコミックス3巻目80-81pに、高松翔が先生の狂気から生き残り、全校集会で生徒に説明する言葉は、その後の40年以上後の原発事故等で証明されはしなかったか?
    「おとなの人は、だいたいものごとをりくつで考えるだろう。だから、りくつにあわないことがおきたときに、あたまの中がめちゃくちゃになってしまって、たえられなくなってしまう」

    もちろん、子どもたちだけで世界をつくったからといって自動的に理想社会が創出されるはずもない。子どもたちだからこそ、純粋な形で権力争いが勃発するだろう。食料争いやペストなどの病気(サンデーコミックス5巻の新大臣の行動)、或いは生き残り戦略の対立で、子どもたちは残酷なほどに死んでゆく。

    また、見事なほどに公害や奇形物や地震や機械文明への疑問等々の当時の社会批判が生きており、当時はまだクローズアップされていなかったはずの異常気象、バーチャルリアリティまでも垣間見せ、この物語は、思いもかけない、まるで数十年後のジブリアニメ(「ナウシカ」や「もののけ姫」)を思わすようなラストに向かって行くのだ。

    かなり遅れた読者だけど、いい体験でした。

    2017年6月読了

  • 一番最後のコマで泣いた(´;ω;`)ブワッ

    救われる終わり方なんだけど
    決して最高のハッピーエンドじゃないところがスゴイ!

  • 最後、幼児にあんな台詞を言わせるなんて、楳図センセイすごすぎる。お母さんがノートを抱きしめながら玄関に立ち尽くすシーンは、「岸壁の母」を彷彿とさせました。

  • 世界観や作品に漂う雰囲気は素晴らしい。
    一方で、話が間違った知識と妄想で進むので所々冷めてしまった(そして、それで上手くいくのでご都合主義の感じは否めない)。小学生のやることだから、と言うのはまだ分かるが、大人や天才キャラもそういう風な感じなので、イマイチ入り込めなかった。

  • 最高!このマンガ大好きだー!!極限状態を生き抜いていく子供達の姿と共に、読者にも直接訴えかけるメッセージには勇気づけられた。また、楳図かずおの読者を楽しませようという気持ちが作品から感じられるところも好きだなぁ・・・!

  • 名作なので、最後だけ読むのもあり

  • もう一度読みたい

  •  楳図先生の名作 !

  • 「ユウちゃん、約束するもん!
     うんとお勉強して偉くなって……
     きっと、こんな世界にならないようにする!」

  • 持ってるのはサンデーコミックス版だけど、とりあえず。

  • 夏休みにイッキ読みするのにぴったりな漫画。

  • 関東などを舞台とした作品です。

  • これでもか、と不条理(≒荒唐無稽)と残虐が、笑いの余地なしに畳みかけてくるからしんどい。カタルシスなんて、全然ない。
    「こいつが死ねばいいのに」と、空虚な因果応報で、終始頭いっぱいだったわたしには、善を貫いた主人公ふたりが(最後の決断がとても信じられない)、聖人のようで、恐ろしくてならないよ……。

  • うわあああああ・・・。へぴーでした。とてもへぴー。。
    会社帰りに一冊ずつとか読むものじゃなかった。深く反省。
    そして、過去にこれが少年サンデーに連載されていたという事実を知ってさらにダメージ。
    どんだけ凄いんだ。。

    これだけ酷いことが立て続けにおこるのに、いつまでも希望を捨てない主人公たちが本当に凄いと思う作品。
    昨今の人間なら逆境もここまで酷いと精神的にぶっ壊れそうです。
    非常に勉強になりました。はい。

  • 初めて読んだのは中1の頃でしたが、
    改めて読んで感動し考えさせられました。

  • 1〜6読破。
    すごくリアルですごく残酷で、とても強い。
    なんていえばいいのやら。
    目を背けたいのに一気に引き込まれて読んでた。

  • 久々に読み返したらやっぱり名作は面白い!
    これはあの時代に楳図かずおでないと
    描けない作品だと思います。

  • 言わずと知れた傑作

  • 言わずと知れた楳図かずお先生の名作。眼を背けたくなるような表現のグロテスクさと、翔ちゃんや咲っぺはじめ子どもたちの勇気や一途な想い、家族の絆など、涙なしには読めない話の数々が同居しています。まあ、それが楳図作品の真骨頂と言えるのでしょうが…。

    さらに、「漂流教室」は、荒廃した未来をテーマに環境問題にも警鐘を鳴らす社会派作品でもあります。うーむ、その奥の深さに脱帽です。

  • 最後は大友君に掻っ攫われたような気がした。咲っぺ可愛すぎる。

  • ここに描かれている未来は、本当に起こりうることだと思う。
    読者を放さない。
    よく描かれているマンガでした。

  • なんだかもどかしいこの気持ちはなんなんだろう・・

  • 天才的。深く考えさせる名作です。

  • 漫画界の金字塔。
    こんなレベルの高い漫画を書けた『楳図かずお』に敬意を払いたい。
    どんな人も読むべきだと思う。

全32件中 1 - 25件を表示

漂流教室 (6) (小学館文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

漂流教室 (6) (小学館文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

漂流教室 (6) (小学館文庫)のKindle版

ツイートする