低俗霊狩り (上) (小学館文庫 おA 1)

著者 : 奥瀬サキ

• 小学館 (1998年10月17日発売)

作品紹介・あらすじ

除霊師・流香魔魅は低級霊専門のハンターだが依頼は低俗な霊ばかり。今日も死霊たちと魔魅の超常アクションが繰り広げられる！！

感想・レビュー・書評

[knkt09222さんの感想 · 2016年7月13日]

低級霊ハンターの流香魔魅が、主に性的な暴力を働く低級霊を倒していく、という話。
ひっさしぶりに少年漫画を読んだが、楠本まきや初期の藤崎竜を思わせる細い線描がよかった。
絵がみるみる上達していくのがわかる。
話のほうは、まずまず。

[スケルトンさんの感想 · 2012年1月2日]

除霊師・流香魔魅は低級霊専門のハンターだが依頼は低俗な霊ばかり。今日も死霊たちと魔魅の超常アクションが繰り広げられる！

[tukattyanさんの感想 · 2011年9月16日]

「奥瀬サキの魔」
この作品は、
最初ギャグだったけど、
次々耽美的になってきて、
そして、一つの芸術となる。
ホラーといえば、簡素すぎる。
綺麗な世界の完成。
これが奥瀬サキの魅力であるのだ。
解説古屋兎丸。

[小藍さんの感想 · 2011年2月4日]

上下巻。自動人形は収録されてない。

[電子王さんの感想 · 2009年3月8日]

幽霊を退治したりしなかったり、そんな話。
魔魅さんがとってもいい人で、重々しい物語が救われる気がします。

[シドウさんの感想 · 2008年2月15日]

奥瀬サキの描く物語の中でなにが一番好きかって言われたら、やっぱり流香魔魅なんじゃないかと思います。美貌の霊媒師にして低俗霊（要は下品な霊）ばかりお払いする流香姉さんは、拝み屋だけでは食えないのでエロ雑誌コカトリスでAVのレヴューライターもしている。流香魔魅は（「火閻魔人/支配者の黄昏」の津奈美が人間社会にとっての鬼＝異物になるのと反対に）都市と同化し女神的存在に昇華する。人間らしさと女神らしさが背反しながらも融合する流香魔魅という存在が忘れがたい。

[sakukaraさんの感想 · 2007年8月23日]

ホラーエロ･･･？

[豹崎さんの感想 · 2007年7月18日]

魔魅さん、好き好き。

[石動ゆうさんの感想 · 2007年6月11日]

上・下巻。

[よしけん。さんの感想 · 2007年5月2日]

日常から非日常へシフトする瞬間、そのゾクゾクとした感覚を描くのが巧いと思う。
全てを終えた後、日常の一コマの美しさには息をのみました。
ちなみに、文庫版が出てるとは知りませんでした。
こちらの方が手に入りやすそうなので、文庫版で紹介です。