機動警察パトレイバー (4) (小学館文庫 ゆA 14)

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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091932747

作品紹介・あらすじ

レイバー犯罪に対抗するべく創設された、警視庁特車部隊、通称「パトレイバー」! 野明は愛機イングラムと共に、戦い、成長していく!!

感想・レビュー・書評

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  • おおっ、例の廃棄物13号だ!
    単に謎の新生物というだけでなく、グリフォンが絡んでいるんだな……映画ではわからなかった。
    野明のシャワー……仮眠……。

  • 公務員と未確認生物の攻防、シン・ゴジラを少し思わせる。シン・ゴジラ内では自衛隊派遣を「防衛出動」で扱っていたのに対し、石破さんが「災害出動」で対処可能と発言していたが、なるほどパトレイバーで前例があったんだな、そこは、と。

  • 劇場版3作目「WXIII 機動警察パトレイバー SPECIAL EDITION」で取り上げられた,ニシワキセルによる怪物を巡る物語の始まり。

  • 廃棄物13号を軸に特車2課、シャフト企画7課、生物工学研の三つ巴。三つ巴といえばいつも、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」の心臓の奪い合いを思い出す。1対1対1になるのか、それとも、二人が結託すれば簡単に2対1になるのでそういう選択をするのか(それはどの組み合わせなのか)、そして最後は自分さえ勝てればよいという考えがそれぞれにあって、絶妙な駆け引きのバランスの上に成り立つから面白くなるのだろう。本書では共闘はなさそうだけれど、どういう展開になるのか。それぞれの陣営内でもいろいろな思いがあるので、なかなか一筋縄ではいかなそう(ずいぶん前に一回読んだしアニメも観たのだけれど忘れている)。中心にいる13号は生存本能によって生きたいだけなのであって、ある意味可愛そうな存在とも言える。黒崎さんは内海さんに変わってのリリーフピッチャーとしてそつなくリーダーをこなしてさすが。上司である内海さんを喜ばせたいと思っている健気さも(腹に一物持っていてそれだけの考えじゃないような気もするけれど)。後藤隊長は相変わらず、部下に自由にやらせて締めるところは締めるという理想の上司像?(「必殺」の中村主水もそんな感じだったっけ?)

  • 生物工学によって生み出された怪物との戦いの巻。
    4巻では現場と、上層部や対策会議とのズレみたいなのが印象に残った。
    文庫版1巻のあとがきに「踊る大捜査線は機動警察パトレイバーに影響を受けた」ようなことが書いてあった(うろ覚え)けど、「事件は会議室で起こってるんじゃない」云々あたりに、その影響が出てるのかなーと思ったりした。

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著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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