機動警察パトレイバー (11) (小学館文庫 ゆA 21)

  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091932815

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

    いやあ、面白かったなぁ。

    アクションあり、SFあり、サスペンスあり、頭脳戦あり、謀略あり、諜報あり、人間ドラマあり、社会派問題提起あり、友情あり、小ネタでの笑いあり、ラブコメあり、ヒーローあり、ちょっぴりロマンスあり…。

    色々と詰め込まれた、大人のエンタテイメントだった。


    登場人物はやたらと多いのに、“説明のための状況説明”的なものがほぼ皆無なため、いろいろとむつかしい部分はあったが、物語通しての緊迫感を増すのに一役かっていた。



    …しかしこの話…、まとめ読みしたからこそ深く味わえたようなもので…週刊連載を毎週追っていたなら、そりゃあ大人でも途中でワケ分からなくなって当然だな…。

    週刊漫画誌で、よくあそこまで長期連載になったもんだと、感心。

    集英社だったら…打ち切られてたかも(笑)。


    ★4つ、9ポイント半。
    ……最後の、ジェイクの“シゴト”が余計だったことと、多少尻すぼみだったことで、0.5マイナス。

    2013.03.05.了。

  • イングラムVSグリフォン最終決戦は今までのどのレイバー戦より迫力があり、クライマックスらしさが素晴らしい。ただそのクライマックス感で終わらせないのがこの作品の非凡な所。普通のロボ物であれば間違いなくそこで終わるが、これはロボ物である以前に警察物だという徹底振りが素敵。
    ただエピローグにはもう少し裂いて欲しかった。内海と熊耳の最後のシーンは含みを残して終わるよりしっかり描いた方が深いだろうし、せっかくの「日常」演出での終わり方も熊耳復帰前じゃあ効果が半減してしまうように思える。

  • もう、15年以上前の作品なのに、情報社会の日本が舞台です。設定的には、99年ですが、もう過ぎてます。
    いまだに、レイバーは現れませんw

著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ~る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る!』。

「2019年 『ゆうきまさみ 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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