YAIBA (9) (小学館文庫 あD 9)

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  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091933799

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  • 地の民編は鬼丸が正体を現して波乱のラストへ。読んでた当時はすごく驚かされた記憶がある。自分たちを苦しめてきた地の民を守るため、命を懸ける刃。「それに…もうこいつらにつくらせたくねーんだよ…エメラルドのような、悲しい戦士はな…」という言葉には泣かされた。ゴールドを倒すため、そのゴムのような体を逆に利用するアイデアもよかった。

    そして、鬼丸との戦いがここから本格化!鬼神の刺客を放つ鬼丸。序盤の八鬼とかはなんだったんだと思うほどの殺意あふれる刺客たち(笑) 魔王剣の力によって鬼の性質や能力が引き出されてしまったのかな。なんだかんだで鬼丸にずっとついていってるクモ男は優秀なのでは?!

    今までも都市を散々破壊してきた鬼丸だったけど、今回はなんと日本をまるごと飲み込ませてしまうという恐ろしい展開へ。復活したヤマタノオロチの見開きは迫力と絶望感がすごかった。その化け物へと立ち向かう最後の手段。ここでかぐやが再登場してくるのが憎い演出だよね。さやかの体を借りたかぐやとのタッグ。鬼丸との最終決戦の中で、刃は覇王剣の真の力を引き出せるのか。

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